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アジアグルメ図鑑(バンコク)−クロントーイ市場近くのラーメン屋「威春王」


アジアグルメ図鑑(バンコク特集)


 クロントーイ市場は、タイの首都、バンコクの台所。東京で言えば、築地市場のようなものです。とにかく広い敷地内に無数の店が出店していて、見て回るだけでも楽しくなってしまう市場です。
 そのクロントーイ市場の近くに、昔、1990年ごろ、私が初めてタイに行ったときに、タイ人の銀行マンに連れて行ってもらった美味しいラーメン屋があります。地元の人には有名なクイッティオの名店です。


 バンコクに地下鉄が走るようになって、クロントーイ市場へのアクセスが大変良くなりました。ルンピニ駅からスクンビット駅に向かって一つ目にクロントーイ駅ができましたので、クロントーイ・マーケットへは、このクロントーイ駅から歩いて5分くらいになりました。
 クロントーイ駅から市場まで歩く途中には、沢山の屋台や食堂があって、B級グルメ大好きな私にとって心踊るエリアです。
 上の写真の屋台では、クイッティオが30〜40バーツです。日本円でほぼ100円とちょっとです。嬉しい値段ですね。



 こういう屋台も沢山あるんです。あの店にも入りたい、この店にも入りたいと、気持ちは高ぶりますが、今日の目的地は威春王、老舗のラーメン屋です。


 そして、ありました。威春王。昔と変わらない店構えです。さあ、早速入ってみましょう。

 

 調理場は、入口近くに立って、店の親父さんが自ら調理しています。スーツをビシッと着こなしたビジネスマンやビジネスレディの姿も見えます。そう言えば、この店に私をはじめに案内したのも、タイ人の銀行マンでしたからね。
 店員に聞くと、牛肉ベースと豚肉ベースのスープがあるようなので、牛肉ベースのセンレックを注文です。何を乗せるかなどとも聞いてきますが、私がタイ語で答えられるのは、ボキャブラリー的にはつみれ(魚丸)しかなかったので、魚丸を注文してみたら、OKとのこと。魚丸があってよかった。


 そして、出てきました。魚丸入り牛肉ラーメンの登場です。唐辛子をかけてからの写真です。旨そうですね。
 タイのラーメン屋では、最後の味付けはお客さん次第です。すなわち、唐辛子、砂糖やナムプラーなどを自分の好みでかけるために、調味料の4点セットがテーブルに置かれています。この店も同じです。タイでは、普通のレストランで注文するときも、メインの食材を言って味付けを細かく調理人に指示します。指示された味付けにできるのが、調理人の腕前です。調理人としてのプライドはどうなのかなどという疑問もありますが、それだけ、タイ人が食に関してはわがままだと言うことなのかもしれません。
 さて、今回食べる牛肉ラーメンのように、味付けがしっかりできているような料理でも、その4点セットを使って自分好みの味にします。初めて食べるのですから、どんな味付けになっているかを確かめてから調味料をかければいいものを、周りの人に引きづられて、スープも飲まないうちに唐辛子をかけてしまいました。

 

 少し麺も見えるようにかき混ぜました。
 そして、食べてみます。旨いです。香港、九記牛楠の牛すじラーメンを思い出してしまいました。九記牛楠の牛すじラーメンにナムプラーや唐辛子を入れてタイ風にして食べているみたいです。そんな味付けにしたのは私自身なんですけどね。もともと、テーブルにある4つの調味料を入れなかったら、どんな味だったのでしょうか。牛すじも十分に煮込まれていて柔らかくて美味しいですよ。
 いずれにしても旨いです!とにかく旨いです。お代わりしたいくらいです。バンコクのラーメン水準は高いですけれども、この店は旨いですね、やっぱり。
 でも、昼飯か夕飯にはいいけど、朝食べるには、こってりしていて少しヘビーかな。
 お値段、屋台よりちょっと高くて42バーツでした。B級グルメファンの私は大満足です。


 店頭風景をもう一度。
 クロントーイ付近には、屋台の店は多いけど、こういうビルの一階にあるラーメン屋さんは少ないので、すぐに分かると思いますよ。
 クイッティオの名店、クロントーイの威春王、私のおすすめです。


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