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アジアグルメ図鑑(香港)-陸羽茶室で飲茶


アジアグルメ図鑑(香港)

 
 香港で飲茶と言えば、まず,最初に名前を挙げられるのが、中環(セントラル)のここ、陸羽茶室でしょう。香港最古で、最高級と言われるこの店は、士丹利街(Stanley St.)にあります。士丹利街は皇后大道の一つ山側の道で、B級グルメ通りであるウェリントン街と皇后大道の間の道と言うことになります。
 写真は士丹利街です。陸羽茶室の看板が見えますね。 

 
  陸羽茶室の玄関です。入口からして、風格を感じさせますね。さらに、インド人のドアボーイ。入口にドアボーイのインド人がいるのも陸羽茶室の特長です。
 私が初めてこの店に来たのは1992年ですが、そのときもインド人のドアボーイがいました。旧英国植民地のオールド香港の名残りがここにあります。当時、私をこの店に連れてきた関西人の人が、「香港に来て陸羽茶室で飲茶をしないと言うのは、大阪に行ってたこ焼きやお好み焼きを食いに行かないようなものや」などと、分かったような分からないようなことを言っていましたが、なるほど、他の飲茶屋とは一線を画した格調高い店です。


 この日、私が行ったのは早朝です。7時半よりも前に行きましたが、確か、朝は7時からあいているはずです。
 ご覧の通り、食器も綺麗です。他の飲茶屋と同様に、ここでも店に入るとお茶の銘柄を聞かれますから、飲みたいお茶の銘柄を言ってください。いつもの通り、私は普洱(ポーレー=プーアー)茶を注文しましたが、さすがにここ陸羽茶室のお茶は違いますね。おいしいです。
 久しぶりの陸羽茶室。この後の点心も楽しみです。


 陸羽茶室の飲茶は、朝から夕方5時までできます。朝11時までは、売り子が点心を肩から数種類さげて売り歩きます。ワゴン式よりもコストのかかる販売形態です。しかし、そこにオールドファッションな飲茶スタイルを見ることができます。
 売り子さんは数人いますが、当然ながら広東語で料理名をいいます。ワゴン式では、前に料理名がぶら下がったりしていてどんな点心を打っているのか、名前から大体検討がつけられるのですが、この店では売り子さんが連呼する広東語の料理名だけが頼りです。と言っても、私は広東語は殆どヒヤリング不能ですので、それらしき発音を聞けば、「ムコイ」と言って、点心の中を見せてもらいます。この店は格調が高くて息が詰まるという人もいますが、スタッフは売り子さんを含め、皆さんフレンドリーで、気持ちいいですよ。
 朝早いと、まだ、点心の数が少ないですから、朝の飲茶を楽しみたいなら、8時過ぎに行かれたら良いと思います。因みに、朝11時までは、売り子による販売ですが、11時以降はオーダーシート式になります。オールドファッションな飲茶風景を期待するなら、11時までに来た方が良いでしょう。

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 最初の一品は、蟹子のせ焼売です。ありきたりですが、この雰囲気の中で食っていると、やっぱり旨いと確信してしまいます。何か、途方もなく満足感が出ます。
 当たり前ではありますが、焼売を食べるからといって、この店では間違っても、醤油とか辛子とかを欲しがらないでください。あくまでも、店が醤油を持ってくれば醤油をつけて食べる。売り子さんが醤油を入れたら、醤油をつけて食べるのです。それが、この店がおすすめする食べ方ですから、それに従うのが美味しさを味わうコツでしょう。しかも、陸羽茶室のようなプライドの高い店では、店のおすすめに従わないと、不機嫌な顔をされてしまいます。フレンドリーでも、店の格調にはこだわりがあるのです。
 因みに、この焼売は、醤油をつけずに食べます。


 これは、鮮蝦餃皇(ハウガウ=エビ焼売)です。焼売、ハウガウといった発音は、さすがに私でも広東語での聞き取りが可能です。連呼する売り子さんに「ムコイ」と言ってハウガウ(エビ焼売)をGETです。
 写真のピントがちょっと合ってなくて、美味しく見えないですね。実際は、もっと輝いた薄い皮の中にエビがほんのりと見えていて、見るからに美味しそうなハウガウ(エビ焼売)なんです。最近食べたハウガウ(エビ焼売)の中では、最高評価をつけたいですね。
 実は、この日、他に2品てそれらも写真を撮ったのですが、写真写りが悪くてご紹介できません。残念です。

中国茶の販売を開始しました

 中国茶には、質も値段もピンからキリまであります。今回販売を開始した中国茶は、ご家庭で家族や友人たちと気軽に飲めるお値段ながらも、おいしい中国茶ばかりです。特に、日本中国茶普及協会の役員をしている中央茶葉公司の各種中国茶を多く取り扱っています。なお、聘珍樓の点心などもありますので、飲茶もお楽しみいただけます。
 ぜひ一度、こちらの専用サイトをご覧ください。


 そして、チャーシュー饅頭です。これも、私にとって広東語でのヒヤリングが可能な点心です。
 ここのチャーシュー饅頭は、本当に旨い。そして、大きい。私は飲茶しているときに、あまりチャーシュー饅頭は食べないのですが、ここ陸羽茶室は別です。本当に旨いからです。
 でも、写真が良くなくて旨そうに見えません。

 ちょっとかじって内部を撮ったものです。チャーシューのほかにゆで卵が入っています。チャーシューも旨いですし、このゆで卵との相性が何とも言えず好きですね。そして、本当に軽くて甘い饅頭。ここに、チャーシュー饅頭のお手本を見るようです。本当に旨いです。満足です。


 お店の中です。天井にはトンボが回り、ステンドグラスの絵がかかっていたりして、普通の飲茶屋さんとは一線を画していますね。雰囲気良し、スタッフ良し、お茶良し、点心良しと言うことのない店ですが、それだけにお値段も少々高めです。と言っても、所詮は飲茶です。大した金額にはなりませんので、香港に来て、オールドファッションな香港を見たかったら、格式のある飲茶を楽しみたかったら、ぜひ、この陸羽茶室に足を運んでみてください。

管理人から一言(揚州の点心)


 揚州点心というものを聞いたことがありますか?
 揚州は江蘇省にある都市で、中国の歴史の舞台にはよく出てくる都市の名前です。いわゆる典型的な玉子炒飯には「揚州炒飯」という名前がつけられていますが、その揚州です。
 この揚州には、隋の時代から点心を作り続けている富春茶社という老舗のレストランがあって、今でも高いレベルの点心を食べることができます。最近、この揚州に行き、本場の揚州炒飯を食べるとともに、富春茶社冶春花園の点心を味わってきました。揚州においても、点心をつまみながらお茶(但し、緑茶です。)を飲むのが朝の習慣で、そのあたりは香港や広州の飲茶の習慣に近いものがあります。むしろ、飲茶の原型を見たような気がしました。
 機会があったら皆さんも揚州に行って、揚州の点心を味わってください。私の場合は、期待していた以上の味だったので、大変感動しました。



アジアグルメ図鑑(香港)

管理人が最近読んだ本

 

週末香港&マカオ!
2泊3日からはじめる自分だけの旅づくり

 香港というエリアは大変狭いのですが、グルメやショッピングなどを中心に、面白いものがギッシリ詰まっている街です。だからだと思うのですが、日本人の中には週末金曜日の夜に出発して土日だけで香港旅行をしたいという人も時々見かけます。かく言う私もそんな土日旅行をした一人です。
 羽田から香港への夜便を使えば、香港・マカオはたっぷり遊べます。この本では、「一回の食事たりとも無駄にしない」グルメ情報、マカオを120%エンジョイする方法など、短期間の旅行に楽しさを凝縮する達人のアイデアが沢山記載されています。
 2泊3日と言わず、4泊5日で行く方にも役に立つグルメ情報や街の情報が一杯ですので、ぜひご覧ください。
 2011年10月発行の本です。



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広州蓮香楼(絶品の味!)
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潮州料理
これが潮州料理です
佳寧娜潮州菜(深圳)

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香港での食事の楽しみ方の基本を説明します。


上海、蘇州や杭州の美味しい料理を紹介する
「アジアグルメ図鑑(上海・中国江南特集)」はこちらです



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