スコータイ時代の仏像というのは、やさしい顔をしているなとつくづく感じます。顔や胴体の曲線美がとても印象的です。仏教芸術の価値は、単に美しいと言うばかりでなく、それがどれだけの人の感動を呼び覚ますか、あるいは、どれだけ仏像として深く信仰されたかということにも左右されるのだろうと思います。 スコータイ時代から現代に続くまで信仰されつづけてきているこの仏像は、そうした意味で大変価値の高い芸術なのだと思います。