アジアグルメ図鑑−台北 小龍包の鼎泰豊




 小籠包で有名な店というと、台北では、ここ鼎泰豊。「でぃんたいふぉん」と読みます。最近は、新宿の高島屋の中にも支店ができるなど、すっかり日本で有名な店になってしまいました。
 台北には何回も来ていますが、ここには一度も足を運んでいませんでしたので、今回が初トライです。私はかねがね、小籠包なら上海の方が旨いと思っているのですが、果たして台北で最も旨いとされる鼎泰豊の味はどうでしょうか。

 場所は中正記念堂から信義路をすすみ、信義路二段に面したところにあります。ご覧の通り、間口は狭いですが、明るい店構えで、蒸篭が沢山詰まれているのに食欲がそそられます。店の中では、店員が点心を作っている様子が見えます。

 

 お店に入ったところです。
 このように、店員が点心を作っている様子が見えます。若い男の子が20人くらいで立ったまま、皮に具を入れて点心を作っています。
 修行中なのかな、それとも、単なるアルバイト? なんて思いましたが、皆さん、手つきが良くて速いので、これはアルバイトじゃなくて本職の方々のようです。


 お店をもうちょっと奥に入ったところです。
 点心の皮を作っているところです。意外に若い人がやってます。さすがに手付きが良くて、早業の連続なので、デジカメではこんな画像が精一杯です。
 さて、鼎泰豊は朝10時半から夜は9時ごろまでの営業です。また、昼飯時は混雑していて随分と待つことも多いようです。で、私の場合、夕飯はもっとヘビーに食いたい方ですから、なかなかこの店は縁がなかったわけです。ところが、よくよく調べてみると、土・日曜は9時に開店するいうことですので、それじゃ、朝飯を我慢して鼎泰豊で朝飯というスケジュールを組んでみました。
 でも、はじめてこの店に来て、1階の入口を入って、こうやってパフォーマンスばかり見せられていると、やっぱり観光客向けの店なんだなあとつくづく感じます。肝心のお味がちょっと心配になってきました。

 

 はい、お待たせしました。やっと食い物の写真ですね。
 小籠包にしては小さすぎますね。そうなんです、これは小籠湯包という料理で、普通の小籠包より二まわりくらい小さいようです。小籠包というと中にアツアツのスープが入っているのですが、この小籠包には中にスープが入っていません。下の写真にあるように錦糸卵入りの特製スープと一緒に食べる食べ物なのです。
 因みに、土・日の朝しかメニューにない料理です。

 

 こんな感じで小籠包の小さい奴を特製スープに入れた食べるわけです。
 皮の中にスープが入っているのが小籠包、皮の中にはスープがなくて代わりにスープとともに食べるのが小籠湯包というわけです。私は小籠包の方がいいですね。アツアツのスープがジュッと出てくるあの感じが最高ですよね。あーあ、小籠包も食いたかったなあ。
 実は、メニューをよく見ないで、「これ」なんて指差しちゃったんです。「湯」という字が入っているかどうかで、こんなに違う料理が出てくるなんて思わなかったんです。

 土・日の朝限定などと言われると食いたくなりますが、私としては、「湯」という字の入っていない普通の小籠包をおすすめします。

 

 今回は家族4人での台湾行きだったのですが、この日の朝は二人だけの食事でした。というのも、毎日食いすぎて「もう食えない」とか「腹一杯で気持ち悪い」とか言う家族が二人も出てきてしまったんです。
 だから、二人だけでこの店に来たのですが、さっきの小籠湯包とこの餃子でもう腹一杯ですね。
 因みに、これはエビ入り蒸し餃子。香港でよく食っていた餃子と比べると、皮がちょっと厚いですね。ただ、皮に味があってと言いますか、皮自体が美味しいので、厚いのは気になりません。エビはプリッとしていてまずまずです。ただ、餃子を食うんだったら、というか、この程度の餃子だったら、わざわざ鼎泰豊まで来る必要はないですね。やっぱり、小籠包食わなきゃ。でも、二人ですから、もう、これだけ食うとさすがに腹一杯で、小籠包を追加注文する気力が没有です。
 
 入っているお客さんを見ると、日本人と台湾人が半々くらいですから、まあ、台湾人も食いに来るということからすると、この店はきっと旨い小籠包を食わせるんだろうなと思います。小籠包を食えなかったことが返す返すも残念です。やっぱりこの店では小籠包を食わなきゃいかんです。
 


 

台湾の街を歩くなら、中国の普通語(=北京語)を少しでも話せると便利です。私も片言の北京語しか話せませんが、話せない時と比較して行動範囲は一気に広がりました。
もちろん、おいしいご飯との出会いも増えますよ。