アジアグルメ図鑑−台北 一條龍餃子館




 餃子、……。日本人の食生活に本当に良く食い込んだ料理ですね。私も餃子が大好きで、週に2度は餃子を食わなければ気が済まないくらいの餃子ファンです。餃子といえば、やはり、本場は中国大陸なのですが、ここ台湾にも、本場大陸に負けず劣らずの旨い餃子屋がありました。
 この一條龍餃子館がそれです。場所は、MRT西門駅から徒歩2分程度のところで、ご覧の通り、見るからに庶民的な店構えです。
 
 

 この店に入ると、おばさんがいくつか小菜を持ってきてくれます。餃子をいくつか注文するつもりなので、さっぱり系のものがいいなあということで、ご覧の通り、キュウリと白菜の漬物にしました。
 なかなか大陸的で、餃子の味も期待できそうな感じです。 


 最初の餃子は水餃子です。10個もあります。見るからに旨そうですね。
 中は豚肉が沢山入っていて確かに旨い。皮はちょっと厚めですけれど、大陸の餃子と同じく皮自体が美味しいので、全く気になりません。
 旨い!!合格です。

 

 続いての餃子は蒸し餃子です。肉餃子ばかりだと栄養の偏りが心配なので、ここは蒸しにら餃子にしてみました。皮が薄いとにらの色が透けて見えるものですが、ここの餃子の皮はどうやらすべて同じように厚いので、見た目には中に何が入っているか分かりません。
 さて、お味です。今まで食った蒸し餃子、特に香港あたりで食うのと比べますと、皮の厚さといいますか、皮の味が強くて、中に入った具の味が目立たないですね。そういう意味で繊細さはないのですが、豪快な大陸の味に近いですね。
 まあ、こういう味も決して嫌いじゃないですけど。もともと、餃子は大好きなものですから。

 

 最後の餃子は焼き餃子です。中国では鍋貼といいます。これも10個あります。最近、日本でも良く見かける棒餃子と言うやつに近いですね。実は、家族3人で食いに来たのですが、さすがにこの餃子の嵐に腹はすぐ一杯になってしまいます。これだけ食うと、ちょっと他のものは食えませんね。 
 さて、鍋貼です。いい色に焼けてますね。日本の餃子の倍くらいの大きさなのですが、中は豚肉や野菜など具がいっぱい入っていて、本当に腹が膨れます。味もいいですよ。特に、目の玉が飛び出るくらい旨いとかいう味じゃないのですが、本場の味という感じで満足です。
 私としては、以上3つの餃子の中では、水餃子が一番良かったですね。この鍋貼も決して悪くなかったですけどね。

 

 さて、この店は名前からも分かる通り、餃子が売り物の食堂ですが、メニューを見るといろいろな献立が載っています。日本のガイドブックによると、北京料理みたいなことが書いてありますが、そういう感じじゃないですね。いわゆる大陸の食堂系のメニューといいますか、大衆料理を楽しむ店じゃないでしょうか。周りのお客さんを見ると、火鍋を食っている人が多かったようです。今、台湾では人気ありますからね。
 私が注文したのは豆苗です。香港でもかなり人気があるのでよく食っていたものです。香港の豆苗に比べますと、茎の部分がちょっと多いかな。

 まあ、この店、値段も値段ですから、あまり期待しちゃいけないですけど、それなりに十分満足させてくれる餃子屋さんですね。ちょっと腹ごしらえという時とか、毎日、毎日、食いすぎて、今日の飯は軽めにいきたいという時に利用されたら如何でしょうか。
 因みに、私の場合は、ここ数日、食いすぎてまして、ちょっと軽めの夕食ということで食いに行ったものです。お値段は、3人でNT$600かからなかったくらいでした。