アジアグルメ図鑑−バンコク ガイヤーンの旨い中華料理店<1>

    

 ガイヤーンといえば、ランスアン通りにある「ラープランスアン」が私のお気に入りなのですが、ガイドブックを見ると、ガイヤーンの屋台から一代で立派なレストランを立ち上げた店ということで紹介されているのが、この珍平酒楼です。
早速注文しました、ガイヤーン。綺麗な色に焼けていますね。さすがに旨そうです。
食ってみました。確かに、旨いです。良い肉を使っていますね。焼き方もさすがです。でも、味付けが他で食べるガイヤーンとは違いますね。独自の秘伝のたれに漬けてから焼いているとのことですが、このタレが他の店とかなり違うようです。
確かに旨い。間違いなく旨いのですが、一般的なタイ料理のガイヤーンの味ではなく、中華料理風ガイヤーンという感じです。
でも、旨かったです。合格点をあげたいお味です。


 注文する時に、この店の自慢料理はガイヤーンですよね、と聞いてみたら、この料理も当店の自慢料理ですということで紹介されたのが、これ、エビのすり身あげ。
私としては、さつま揚げ風のものをイメージしていたのですが、出てきたのは一見、コロッケ風です。私、今ダイエット中で脂っこいのは苦手なんです。
でも、食べてみると、これが脂っこくないんです。サクサクッと食べて、サラサラッと胃に入るという感じです。エビの風味が程よくあって、旨いです。とても、旨いんです。
さすがは当店の自慢料理として紹介するだけのことはあります。これも合格です。珍平酒楼はなかなかいいですね。




 続いて、しいたけと野菜炒めです。これを食べるとよく分かるのですが、この店はタイ料理店ではなく中華料理店です。スパイスの使い方って言いますか、調味料の使い方って言いますか、要は味付けが中華料理なんです。普通、バンコクの中華料理店というのは、タイ人を相手にしている店では、中華料理といってもタイ風の味付けになってしまう。私の大好きな源利大飯店なんか、その典型です。
でも、この店は違うような気がします。お客さんはタイ人が殆どなのですが、客に媚びていない。要は、中華料理の味を大切にしているんです。
 この料理も中華料理としては旨いです。香港の中華とまでは言いませんが、少なくとも日本の中華料理店よりはずっと旨いです。


 今日の主食は五目焼きそばです。これぞ、、まさに中華料理です。パッタイのようなものを予想していましたが、本当に中華料理店の焼きそばが来てしまいました。
 旨いです! 涙が出そうなくらい旨いです! この店の中華料理、はずれのない味だと思います。


 珍平酒楼、中華料理店としては、高いいレベルにあります。雰囲気や料理の内容からしてこの値段ならお勧めできる店だと思います。ただ、しつこいですが、この店は「中華料理店」です。ガイヤーンが旨いからといって、タイ料理のガイヤーンを期待してはいけません。むしろ、毎日タイ料理ばかり食ってるから、たまには中華料理でも食べようか、というときに選んでほしい店です。味はいいですよ。それから、雰囲気もサービスもいいです。
 場所は地下鉄のルンピニ駅の近くです。一代で築き上げたと言われていますが、本当に立派な大きなレストランがありますので、すぐ分かると思います。