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ターペー門と旧市街……アジア写真帳(チェンマイ)


アジア写真帳(チェンマイ)

チェンマイのお堀と旧市街 


 チェンマイの旧市街は一辺1.8kmのお堀に囲まれています。このお堀に囲まれたエリアには、数々のお寺があり、また、ゲストハウスがあり、そして民家があって、散歩するには最高の場所です。
 散歩していて特に気持ちよいのがお堀端ですね。ここは、ターペー門のすぐ北のところだと思いますが,噴水のあるお堀端には花が咲き乱れ、その上を野鳥が飛ぶというのどかな光景です。すがすがしくて心が洗われるような気がしますね。東京で雑踏の中に生きている私にとって、このチェンマイという場所は心のオアシスみたいなところです。


 こちらは、チェンマイの旧市街南側のお堀で、チェンマイゲート市場と市民公園の間あたりになります。このあたりは観光客もあまり来ませんので、ごくごく自然にお堀が残っているところです。お堀に沿った歩道には、写真にあるように、ところどころベンチがあって、ベンチで一休みしながら、通り過ぎる車や人々、そして犬などを見ていると、自分がタイの街に溶け込んでいくのが分かります。こんなところでのんびり暮らしたいなあ、そんな気持ちにさせてくれる場所です。

 
 
 そして、ここがチェンマイゲートの近くにあるチェンマイゲートマーケットです。食品やお惣菜のお店が多い市場です。夜になると、屋台が沢山現れます。



 ターペー門とブラックキャニオンコーヒー

 
 
 チェンマイ旧市街はお堀に囲まれていますが、同時にかつては城壁に囲まれていました。城壁の中に入るために、いくつかの門があり、そのうちの一つがチェンマイゲート(チェンマイ門)ですが、最も知られている門はターペー門です。
 旧市街からナイトバザールの開かれるチャンクラン通りやワローロット市場へ行く場合は、このターペー門を抜けていくことになります。


 上の写真は、旧市街東側にあるターペー門からお堀を見たところです。
 旧市街には、このターペー門のほか、南側にチェンマイ門とスアンプルン門、西にスアンドーク門、北にチャーンプアク門があります。


 こちらは、旧市街からターペー門を出たところです。道路がいくつか交わっているので、チェンマイ市街では自動車の交通量が比較的多いところです。
 チェンマイでは、チャンクラン通りの近くに泊まることが多いものですから、毎日ここを歩くうちに、何かこの場所に郷愁みたいなものを感じるようになってしまいました。何の変哲もない街の風景なのですがね。
 このターペーゲートの周りにはお店が沢山あります。私のおすすめのカレー屋さん、アローンライ食堂は、ここをまっすぐ歩いて3分くらいのところにあります。また、上の写真にあるようにマクドナルドなどのファストフードやコーヒーショップも沢山あります。


 ターペー門の近くにはスターバックスもあります。

 
 
 でも、どうせコーヒーショップに寄るのなら、せっかくタイにいるのですから、私はブラックキャニオン・コーヒーに入ります。バンコクにも数多くの店を持つチェーン店です。ターペー門の旧市街側にあります。

 
 
 ブラックキャニオンコーヒーで私が飲むのは、専らアイスコーヒーです。最初からシロップが沢山入っていて、とにかく甘い。と言うか、かなり甘いのです。日本でアイスコーヒーを飲む時は、いつもガムシロップを入れない私ですが、ここブラックキャニオンでは最初から入っているので、ガムシロップ抜きにならないのです。
 でも、この甘さがタイの暑い気候で疲れた体に心地よいのです。お堀端や旧市街地の散歩でちょっと一休みする時に、この甘いアイスコーヒーが合うのです。

 
 
 ブラックキャニオンコーヒーのアイスコーヒーを飲みながら、道行く人々や車をウォッチします。ここは場所柄、観光客が多いのですが、見ていて飽きないですね。まったり甘ーいアイスコーヒーを味わいましょう。

 
 
 ターペー門を歩いていたら、地元の高校生からアンケートを求められました。チェンマイに来る観光客が、何を目的にどのくらいの期間、誰と来ているのかとか、何回目のチェンマイ旅行か、タイでは他にどこに旅行したことがあるか、チェンマイの何が好きになったか、などなど、次々と英語で質問してきます。三人とも英語が上手でした。日本の高校生よりグローバル人材だなあなんて感じてしまいました。

 

 

 チェンマイの旧市街を散歩

 
 
 チェンマイの旧市街は、落ち着いた街並みが魅力です。静かな住宅街があったり、ゲストハウスがあったり、食堂があったりしますが、やはり目立つのはお寺です。
 上の写真はターペー門から少し歩いたところに建つ大きな寺院です。日本のガイドブックでは紹介されていませんが、地元の人の出入りが多かったのでちょっと入ってみました。

 
 
 本堂の中です。立派な仏像が鎮座しています。柱や壁画なども立派です。

 
 
 裏手には金色に輝くの仏塔もありました。ワット・パン・アオンという寺院のようです。
 チェンマイ市内を歩くときは、無料の日本語地図がネット上にありますので、これを参考にすると良いでしょう。

 
 
 はい。それではチェンマイ旧市街の散歩を続けます。
 よく見かけるのは、カフェとツアーオフィス。旧市街にはゲストハウスが多く、欧米人を中心に観光客が多いので、こういった店が多くなるのでしょう。当然ながら、英語は良く通じますので、使い勝手は良いです。因みに、トゥクトゥクのお兄ちゃんが、チェンマイに来る観光客で最も多いのがフランス人なのだと話してくれましたけど、本当でしょうか。

 
 
 軽い食事を食べようと思えば、そこらじゅうに店舗はあります。
 ターペー門から旧市街地を散歩する場合は、この地図を参考にすると良いでしょう。
            ターペー門から旧市街地へ

 
 
 それから、チェンマイの旧市街地を見て回るのに便利なのが、レンタサイクルです。1日50バーツで貸してくれます。レンタサイクルの店はあちこちにあります。借りる前に、タイヤの空気の入り具合やブレーキの効き具合をチェックすることを忘れないでください。なお、パスポートがないと貸してくれませんので、この点も要注意です。もちろん、交通事故にあわないように細心の注意を払うこともお忘れなく。

 
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