アジアグルメ図鑑−プーケット 素材を自分で選ぶ 「It's Alive」<1>

    

 プーケットにはこの日の夕方到着しました。今回の旅は珍しく家族4人の旅行で、私以外の家族3人は、3回目のタイ旅行ながら、前2回はいずれも強い香辛料と辛さで、タイ料理にはあまり好印象を持っていないという、私にとっては我が家におけるタイ料理復権のために、是が否でもタイ料理の良さを家族に認識させなければならない旅行でした。
 まず、プーケット到着後最初となるこの夕食は、ちょっと豪勢に素材を選べる店で食べたいなあと計画をしていました。ホテルのあるパトンビーチには、ビーチ沿いに素材を選べる店が沢山あるのですが、たまたま雨季に当たっていたこともあって、万が一雨が振りだしてもいけないので、ガイドブックやインターネットを参考に、この店、「It’s Alive」を選びました。場所は、クラブ・アンダマンビーチリゾートホテルの向かいになります。不便な場所ですが、敢えてここを選んだわけです。

 店に入った瞬間、久しぶりのプーケットとはいえ、私にはいやな予感がしました。広い店内はお洒落で、外には気持ちの良いオープンテラスが広がっているのに、そして、夕方7時半というゴールデンタイムにもかかわらず、お客さんは、日本人の若者の団体15人くらいと、日本人観光客が2組、そして、オープンテラスに白人の4人組が1グループしかいなかったのです。
 私としては、白人さんたちがリピーターみたいにうじゃうじゃいる光景を想定していたのですが、ちょっとびっくり。安くて旨い店は白人のリピータが多いはずですからね。

 とはいえ、まずは、素材選びをします。レストランの端に写真のように素材が置かれている部屋があって、ここで選びました。潔癖症の日本人好みらしく、室内に清潔に素材が並べられています。
 「うーん、タイらしくないなあ」と思ってしまう私でした。