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アジアグルメ図鑑(上海・中国江南):豫園の緑波廊餐庁

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 上海の豫園にある緑波廊餐庁。まわりには、点心の店などが多いのですが、ここは格調高い上海料理の店。小籠包で有名な南翔饅頭店が大行列だったため、急遽、方針変更して昼食をここで取ることにしました。


 緑波廊餐庁の店内です。実は、この写真1999年の写真なんです。当時の上海としては、なかなか高級感あるつくりですね。ウェイトレスの制服も現代的です。あと、問題は美味い食事を出すかどうかだけが問題でした。


 まず、前菜。やはり、上海料理で前菜と言うと、私が大好きなのはくらげの冷菜。ちょっと味付けは濃いかなっていう感じですが、むしろ、今まで食っていたクラゲの味付けが薄かったのかもしれません。なんて、思ってしまうほど、格調ある味です。くらげも太くて力強いコリコリ感がたまりません。


 肉の前菜は上質のハムという感じで、こっちは相当美味い。期待していた以上に美味しいです。どんどん箸が進みます。


 そして、蟹風味小籠包。もともと今日の昼飯の予定は、南翔饅頭店の小籠包を食べるつもりだったのですから、小籠包がまさにこの昼食のメインディッシュです。緑波廊餐庁の小籠包も、熱々のスープが入っていて、なかなか美味しいではありませんか。うん。高いだけのことはあります。


 二人で食べた昼飯なので、あまりいろいろな種類を食べられるものではありません。そもそも、小籠包だけを食べようと思っていた昼飯なんで、そんなにいろいろなものを食べたいわけではなかったのですが、ついつい上海炒麺の字に誘惑されて注文してしまいました。この太麺の味が忘れられないんですよね。酢をたらして食べると脂っこさが消えて一層美味しくなります。
 腹一杯だったけれど、これも旨かったです。完食してしまいました。


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