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深圳の印尼海鮮酒家、インドネシア風中華


 深圳の印尼海鮮酒家


インドネシア風中華を食べたくて


 深圳市に出張した際に、私が定宿としているのは地下鉄華僑城駅前のホテルです。この華僑城エリアは羅湖・福田地区という中心街と蛇口の中間に位置していて、取引先の中国人に聞くと最も高級な住宅街なのだそうです。そんな華僑城エリアにある印尼海鮮酒家、和訳するとインドネシア海鮮レストランは、名前を聞いただけで行きたくなる広東料理レストランです。しかも、私の定宿から歩いて5分くらいなので、ついつい行ってしまいます。


 まず最初に、深圳市は中国でも最も文明的な都市、日本語でいうと文化的な都市を目指していますので、道路交通の面でも罰則が厳しいのですけれども、喫煙に対しても厳格です。上の写真にある通り、2014年3月1日から深圳市の条例でレストラン室内での喫煙が全面的に禁止されました。しかも取り締まりが厳しいのでレストランもこの条例を厳格に守っています。
 深圳市のレストランで喫煙できるのは屋外席だけということになります。
 

 さて、話を戻しまして、今回は出張で来ましたので、今日の夕食は一人です。こういったレストランに一人で来ると一皿ずつの量が多すぎて食べきれないということがよくあるのですが、ここ印尼海鮮酒家の料理は日本の中華料理並みの盛り付けなので、一人で食べに来てもそれほど違和感はありません。
 最初に注文したのはインゲンの炒め物です。サラリとした炒めもので日本人の舌にも合う食べやすい料理です。なかなかいける味です。


 二品目は、イカのスパイシー焼きです。軽く焼いたイカの上にスパイシーな和え物をかけたものです。これはインドネシア風なのでしょうか。調味料としては中華調味料が使われていますので、至って中華料理の味です。私は辛い料理が好きなのでこの味を気に入ってしまいました。美味しいです。


 そして、インドネシア風鶏肉のカレー煮込みです。このカレーの風味はインドネシアカレーですね。それほど辛すぎず、ちょっとスパイシーかなと感じさせるくらいの味付けです。鶏肉も柔らかくカレーの風味が良く染み込んでいます。白いご飯にかけてカレーライスにしたくなるような味です。
 中国に出張していると毎日が中華料理の連続になるので、こういう料理を食べると嬉しくなってしまいます。


 メインディッシュは豚スペアリブのスパイシー揚げです。これは、豚肉があまり美味しくないですね。レストランの自慢料理の一つになっていたので注文してしまいましたが、これはいけません。
 このレストランを選んだ時に、「インドネシア海鮮レストラン」なのですから、やはり海鮮料理を選ぶべきだったのです。「インドネシア」にばかりこだわり、スパイシーな料理を選んでしまったばかりに失敗してしまった例ですね。
 スペアリブは失敗しましたけど、他の料理はリーズナブルな価格のわりにはなかなかの味付けです。レストランのスタッフに聞いたら、毎朝、飲茶もしているということなので、翌朝、再訪することとしました。


印尼海鮮酒家で飲茶


 印尼海鮮酒家の朝の飲茶風景です。開店したばかりの時間なのに、お客さんはそこそこ入っています。店内に点心を並べていますので、そこで選んで自分の席に持ってくるというスタイルです。


 私が持ってきた点心は、まずエビ餃子(蝦餃)です。エビ餃子についてはもう100店舗以上で食べていますので、店の良し悪しを測るのに最適な点心なのです。ここ印尼海鮮酒家のエビ餃子は、皮がちょっと厚いですけど、皮自体の味は良好です。ただ、広東料理の点心は見た目の美しさも評価項目の一つですので、そうした意味では、まあ平均的なエビ餃子ということができるでしょう。


 二品目は牛肉球です。日本語で言えば牛肉焼売になるのでしょうか。これもまた私が大好物にしている点心の一つです。これは庶民の点心ですので、上品さよりも味付けがポイントです。その意味では、まずまず美味しい部類の牛肉球です。


 そして、三品目は腸粉です。この腸粉はぐにゃぐにゃし過ぎていてあまり食感が良くないし、味付けもちょっと落ちますね。出来合いの点心を店の中で選ぶというシステムからすれば、まあ、こんなものかなという感じです。

 この印尼海鮮酒家は、一人でも気軽に入れるレストランで、料金も夕食が日本円で1000円ちょっと、朝の飲茶は500円程度でしたから、極めてリーズナブルな値段です。出張時に一人で食べる際の行き先の一つとして頭に入れておきたい店です。
 朝の飲茶に関しては、印尼海鮮酒家から歩いて1分くらいの所にある概念粵菜で素晴らしい点心を出してくれますので、そちらがおすすめです。