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深圳の広東料理レストラン、概念粵菜で飲茶|アジアグルメ図鑑(香港)


 深圳の広東料理レストラン、概念粵菜で飲茶



  深圳市は、鄧小平さんが1980年に、人口わずか数千人の漁村を経済特区として指定して以降、恐ろしい勢いで発展を遂げています。2010年の人口は1,447万人となっており、中国では北京市、上海市、広州市に続く第4位の規模に成長しています。香港に隣接していますので、当初は香港からの委託加工工業が産業の中心に据えられていましたが、都市の規模が大きくなり人件費や家賃の高騰などもあって、今では金融やITといった高付加価値産業の拠点としての性格も強まってきています。
 その結果、街中には上の写真の通り、超高層ビルが立ち並び、さながら未来都市のような景観を見せています。


 そんな深圳市に出張した際に、私が定宿としているのは地下鉄華僑城駅前のホテルです。この華僑城エリアは羅湖・福田地区という中心街と蛇口の中間に位置していて、取引先の中国人に聞くと最も高級な住宅街なのだそうです。
 ホテルの周りには歓楽街が一切ないので、夜飲み歩きたい人には向きませんが、夜は静かにホテルライフを楽しむ人にとっては環境抜群のエリアということができます。上の写真は私の定宿裏手の様子です。
 

 私は中国出張時にホテルで朝食をとることは一切ありません。いつもホテル周辺のレストランや食堂で現地の人たちが食べる朝食をとるのです。この日もホテルから散歩がてら華僑城エリアを歩いてみると、確かに中国らしくない街づくりがされていて、マクドナルドが住宅街の中にあったりするのを見ると、ここはまるで日本の新興住宅街なのではないかと勘違いしてしまいそうです。


 そんな環境の中に、今日の朝食場所である広東料理レストラン、「概念粵菜」はあります。ちょっとお洒落な感じのするレストランです。




 朝食はオーダー式の飲茶です。この時間のメニューはこれだけですので、欲しいものに印をつけて注文します。例によって、お茶は普洱茶(プーアル茶)を注文しました。


 最初に出てきたのは鮮蝦菠采餃です。薄い餃子の皮にきれいにくるまれた点心です。餃子の皮の中には新鮮なエビとほうれん草が入っていて、餃子の頭には蛯子が載せられています。広東料理というのは、視覚と味覚と両方で楽しめる料理なのですが、そんな広東料理の素晴らしさを見た瞬間に感じさせてしまう見事な点心です。
 食べてみると、これがまた美味しいのです。エビにプリプリ感があって、エビの甘みとほうれん草の味が見事に調和しています。一品目から感動させてくれる点心が出てきてしまいました。


 二品目は金字香茜餃です。香菜と野菜の餃子です。これまた、鮮やかな緑が綺麗な点心です。この点心はこのレストラン、概念粵菜のおすすめ料理の一つです。私は香菜が大好きですから、この餃子の味は私好みです。美味しいです。大満足です。


 三品目は大根のXO醤炒めです。広東料理レストランで食べる大根の炒め物には余りはずれがないため、私がよく注文する料理です。XO醤で炒めるレストランはあまりないので、珍しさもあって注文してみました。
 食べてみると、これがまた美味いのです。このレストランには次回いつ来れるかわからないので、家でも作ってみようかなと思うほど、美味しくて箸が進んでしまいます。ビールが欲しくなる料理でもあります。


 しかし、今回は朝食です。ビールは飲まずにデザートへとすすみます。ドリアンパイです。
 パイの形がドリアン風で、お洒落ですね。そして食べてみると、ねっとりしたドリアンの味が口の中に広がります。このデザートも視覚と味覚の両方で楽しませてくれます。素晴らしい!
 さすがは高級住宅街の高級広東料理レストランである概念粵菜です。注文した4品すべてが素晴らしく大満足です。次回の深圳出張時にも足を伸ばしたいお気に入りのレストランです。