深圳航空直行便で日本から深圳空港へ(2026年版)

深圳航空直行便で東京や大阪から深圳空港へ

深圳への日本からの最短ルートは深圳航空直行便 

皇崗口岸

 日本から深圳や東莞、恵州といったエリアに行く一般的な方法は、これまで香港空港経由で行く方法でした。香港空港から深圳や東莞などへ行くには主として、バスで上水に出て羅湖に入る方法(上水・羅湖ルート)、香港空港からスカイリモで深圳に入る方法(深圳湾ルート)とフェリーで深圳蛇口に入る方法(蛇口ルート)がありますが、それにかかる時間や混雑を考えるといつもうんざりしてしまいます。上の写真は深圳湾口岸の様子ですが、香港・深圳間の人の出入りは、近年ますます増加していて、快捷通道(ファストトラック)の拡充などにより緩和策がとられてはいるものの、相変わらず通貨に時間がかかる日も時々あります。

深圳市前海地区の道路

 深圳市内に入れば、道路は比較的スムーズに流れるので時間が読めます。そこで、私は成田から中国国際航空で上海経由の深圳空港というルートも何回か試しましたが、上海でのトランジットに時間がかかるし、中国国際航空のサービスはやはりイマイチだなあという印象で、好きになれないルートでした。

 
深圳空港
 
 ところが深圳航空が、2015年に関西空港から、そして2016年1月には成田空港から深圳までの直行便を毎日飛ばしてくれるようになったので、様相は一変しました。私は関東に住んでいるので成田・深圳間を利用したのですが、このルート、日本から深圳方面に行くこれまでのベストのルートです。私のように毎月のように東京と深圳を往復する者にとっては大変ありがたい便です。

深圳航空

 さて、このページでは、深圳空港と日本(東京・関空)との直行便を利用してみようかという方に、役に立つ情報をお伝えします。 全日空も毎日1便を羽田深圳間で運行しています。日本人は比較的このフライトを利用している人が多そうですが、羽田に着く時間が悪いので私は殆ど利用していません。したがって、深圳航空便中心の紹介になります。

 なお、2025年の高市内閣発足後は日中関係が一気に悪化した結果、深圳からの日本へのフライトも減便され、2026年4月現在、東京便が毎日2便(深圳航空は成田、全日空は羽田1便ずつ)と深圳航空の関西便週6便になっています。中国南方航空は撤退してしまいました。高市内閣はアジアの歴史や国際間の交渉の経緯など、これまでの両国間の共通認識を一方的に変更しようとせず、国際間の融和と協調を促進する外交に努めてもらいたいものです。ビジネスマンにとっては大変迷惑な政権です。



深圳空港の概要とアクセス (深圳地下鉄机場線が開通)

深圳空港出発ロビー

 深圳空港は1991年に開港した空港で、私はその直後の1992年から香港に住んでいましたので時々利用していました。当時は小さな空港で香港からの移動も不便なものでした。ところがその後2回の移転を経て、現在使用されているのは2013年11月に完成した新空港で、滑走路二本を有する巨大な空港です。
 上の写真は深圳空港の出発ロビーです。新しいから立派です。そして広々しています。成田空港と比較すると赤面してしまうくらい恥ずかしくなります。正面奥の二階にスターバックスの看板が見えます。スターバックスもあれば香港の甜品屋、許留山もその隣にあります。

深圳地下鉄11号線(空港線)空港駅
 
 深圳空港から深圳市内へのアクセス手段には、地下鉄、バスとタクシーがあります。日本人は地下鉄を利用したくなるのですが、私のおすすめは空港バスです。330エアポートバス(330机场巴士)とかエアポート1号線(机场一线)とか言われています。
 これまではこのように書いていたのですが、2016年6月28日に状況が一変しました。深圳空港の下に深圳空港駅ができたのです。上の写真は深圳地下鉄11号線の机場(空港)駅です。


深圳地下鉄種主要地域路線図2026年1月版
 
 深圳は最近10年間でとてつもなく変化しています。地下鉄の地図は上の通りですが、上の写真では半分しか見えていません。地図をクリックすると拡大版が別ウインドウで開きます
 深圳の地下鉄は20号線まで開通していますから、全部を頭に入れるのは深圳居住者以外は無理です。覚えるべきは机場駅がある11号線と宿泊するホテルや訪問先の最寄り駅を走る路線だけにした方が良いです。
 ちなみに、机場駅(空港駅)は左上、茶色の路線の上から二つ目です。
深圳地下鉄11号線(空港線)路線図
 
 深圳地下鉄11号線(机場線)が開通し、机場駅(深圳空港駅)から南山、后海、車公廟(车公庙)など7駅に停車しながら、深圳の中心部である福田駅までわずか30分で行けるようになったのです。(2025年には11号線はさらに羅湖区の红岭南駅まで延長されています。)
 深圳空港駅は深圳空港の地上交通中心からすぐで、分かりやすく表示されていますから道に迷わないはずです。前海湾で5号線に、后海で蛇口線や光明区方面に行く13号線に、車公廟(车公庙)で羅宝線(1号線)に、福田駅では蛇口線と龍崗線に、そして岗厦北駅では14号線で龍岗や坪山方面などに、それぞれ乗り換えられます。


 これまで深圳空港から深圳市内までの地下鉄で行くためには、最寄の1号線后端駅まで乗合バスに乗ったうえで、后瑞駅から市内までは駅の数が沢山ありますから、バスに比較すると倍くらい時間がかかっていました。今回の地下鉄11号線(机場線)の開通により、半分以下の時間に短縮されたわけです。地下鉄11号線(机場線)は10分おきに走っています。待ち時間も少ないです。
 この11号線が深圳空港と福田駅を30分で結べる理由は二つあります。一つは駅の数が極端に少ないことです。従来の1号線に比較すると半分以下です。もう一つの理由は最高時速120㎞というスピードです。現時点で中国の地下鉄では最速だそうです。
 
 
深圳地下鉄11号線(空港線)商務車両(ビジネス車)
 
 深圳地下鉄11号線でもう一つの特徴は、商務車(ビジネス車)の新設です。上の写真がビジネス車で、一般車両に比較してゆったりしています。因みに、深圳空港駅から福田駅までの運賃は普通車両が7元であるのに対して、商務車は21元です。商務車両は上の写真の通りガラガラです。普通車利用は座れない客がいるほど混んでいるのとは対照的です。
 私は商務車利用派です。


  タクシーも便利です。福田区(といっても場所は広いですが)から100~150元程度です。南山区なら場所により100元前後もしくはそれ以下で着きます。
 また、東莞や恵州各地にも直通バスが頻繁に出ていますので、東莞や恵州に行かれる方にも便利な空港です。また、2025年に対岸の中山氏と結ぶ深中通道という東京アクアラインよりはるかに長い橋が完成し、深圳空港と中山市がバス約1時間で結ばれました。中山方面に行く場合も広州空港ではなく深圳空港を利用する人が増えてきています。

 


 国内線の話も少ししましょう

深圳空港国内線

 ここから国内線の話を少しだけします。
 冒頭で書いた通り、深圳空港は主として国内線空港として使われてきています。例えば北京の人が香港に来る場合、北京・香港間のチケットは国際線で高いのですが、北京・深圳間なら国内線ですからそれよりも廉価に来れるのです。ですから、深圳空港に来る人の中には、香港に行く人もマカオに行く人もいます。もちろん、一番多いのは深圳在住者や深圳への出張者です。

深圳空港国内線
 
 上の写真は国内線のコンコースです。ご覧のとおり延々と続いています。広いのは良いことですが、遠いゲートから乗る時などは時間がかかります。離陸時間の一時間前くらいにはチェックインしないと間に合いません。深圳空港の国内線乗場は、間違いなく成田の国際線よりも広いのです。

深圳空港国内線コンコース
 
 上の写真も国内線のコンコースです。まるで免税店のように有名ブランド店が並んでいます。国内線ですからここで買ってももちろん免税ではありません。
  なお、国内線ターミナル内には深圳航空の「尊鳳閣」というラウンジが二つあり、そこは国際線以上の充実ぶりです。ANAのゴールド会員の人は使えますので、早く着いたら「尊鳳閣」でくつろいだ時間を過ごすのが良いと思います。

深圳空港国内線コンコース
 
 深圳空港の国内線スペースはかなり広いのですが、それでも中国各地から来るフライトがどんどん増えていますから、ゲートが足らなくなってきました。また、上の写真の通りコンコースの混雑も増してきました。

深圳空港衛星庁(サテライトビル)

 そこで生まれたのが衛星庁(サテライトビル)で、40くらいのゲートを新設したわけです。このサテライトビルは空港ターミナルビルから離れているので、無料の列車で移動しなければなりませんが、荷物検査場からすぐに列車に乗れるようになっているので、ターミナルの奥にあるゲートに行くのと、時間的にはあまり変わりません。
 建物の形がすごいですね。中央部の下に列車駅があります。

深圳空港衛星庁(サテライトビル)
 
 衛星庁(サテライトビル)は御覧の通りゆったりとしていて、従来のターミナルのような混雑がありません。快適です。また、レストランや土産店、コンビニも豊富にあるからこっちの方がかえって良いくらいです。

深圳空港衛星庁(サテライトビル)
 
 各ゲートの周りもゆったりとした設計で、かつ太陽光を採り入れた明るい設計です。国際線のターミナルのように立派です。

 

深圳空港衛星庁の深圳航空ラウンジ
 
 せっかくですから、衛星庁(サテライトビル)いある深圳航空のラウンジ、「尊鳳閣」についても紹介しておきましょう。衛星庁(サテライトビル)は2026年4月現在、国内線だけに使われていますが、ANAのゴールド会員の人も深圳航空か中国国際航空の国内線の搭乗券があれば使えます。
 このカウンターは麺類や点心などを提供するカウンターです。

深圳空港衛星庁の深圳航空ラウンジ

 「尊鳳閣」では、例によって牛肉乗せ桂林米粉(ビーフン)辛口です。赤い唐辛子がたくさん見えていますが、私がお願いした特注の辛口なのでそうなっているだけです。辛くする必要がなければ唐辛子は入りません。
 もう、私は「尊鳳閣」で10年以上これを食べていますが、よく飽きずに食べているものだと感心してしまいます。そのくらい私の味覚には合っているのです。

深圳空港衛星庁の深圳航空ラウンジ
 
 ついでに同じカウンターから饅頭や春巻、茶葉玉子などを調達して、お腹いっぱいの朝食です。

深圳空港衛星庁の深圳航空ラウンジ

 衛星庁(サテライトビル)の「尊鳳閣」です。分かりづらいですが、お姉さんたちの後ろの窓際に一人席が並んでいて、パソコン作業がしやすいように程よい大きさのテーブルが付いています。この一人席は手前側にもつながっていて、空席がなかったということはありません。

 深圳空港衛星庁の深圳航空ラウンジ
 
 夏の初めのライチシーズンには、深圳産のライチもフルーツコーナーに並びます。これは、国内線、国際線、両方の「尊鳳閣」に共通です。

深圳航空ラウンジの中国茶
 
 同じく国内線、国際線、両方の「尊鳳閣」に共通ですが、いろいろな中国茶が用意されています。深圳らしいのは一番右の鳳凰単樅茶ですね。これは広東省潮州付近で生産される高級茶で、日本では殆ど知られていませんが美味しい中国茶です。他に、中国の高級紅茶、龍井茶(緑茶)、普洱茶(黒茶)も用意されています。



 成田から深圳への深圳航空直行便搭乗記(2020年)

深圳航空東京深圳便

 深圳に住むようになって2年以上を経過し、毎月のように深圳東京間を往復する生活をしています。時々香港空港からキャセイ航空を利用することがありますが、 その際の移動に最も利用するのが深圳航空直行便です。
 このフライトはかつてはボーイング737でしたが、2019年からエアバス330の新型機になり、座席数が増加し機内設備も充実しました。それでも、香港の民主化騒動以降は香港空港を避ける中国人が増え、また日本人も以前よりは深圳航空を利用するようになりましたので、いつも満席近い搭乗率です。

深圳航空東京深圳便の機内

 このフライトになって最も良かったことは、座席のピッチが広がったことです。 私はいつもエコノミーで移動ですが、エコノミーの最前列ですと、上の写真のように足を組んでもの前を人が通れるくらいのスペースがあいています。この席は、スターアライアンスのゴールド会員用にキープしてあって、しかも座席指定できない席です。ゴールド会員の人は早めに空港について、一列目を確保すると良いでしょう。
 なお、ゴールド会員の席には、毛布と英字新聞が用意されています。また、離陸前に担当のCAが挨拶に来て、フライトの時間等々について説明してくれます。
(2026年追記)
 日中関係悪化に伴い、航空機がエアバス330からボーイング737に逆戻りしました。本当に高市政権、迷惑です。
深圳航空東京深圳便の機内

 737の時代にはなかったエンターテイメント設備も付きました。写真のように日本語表示もあります。

 
深圳航空東京深圳便の機内

 映画、テレビ、音楽と一通り入っていますが、中国の航空会社ですから、収録されている内容は中国人向けで、映画も中国ものばかりです。香港制作の映画もいくつか入っていますから、私が見るのはもっぱら香港映画ということになります。ただ、日本語吹き替えや字幕はありません。
 ここについては全日空やキャセイ並みとはいきません。長い目で改善されるのを待ちましょう。

 
深圳航空東京深圳便のフライトマップ

 フライトマップもちゃんと日本語です。私が一番利用するのはこのフライトマップでしょうかね。

 深圳航空東京深圳便のキャビンアテンダント

 深圳航空のキャビンアテンダントです。このルートであれば半数くらいは英語を話します。逆に半数くらいは英語を話しません。そのためエコノミーの場合、外国人は前の方の席に指定されます。後ろの方は中国語対応しかできないキャビンアテンダントが担当するようにエリア分けをしているとのことです。それでも前方の席に座っていても中国語で話しかけられることが多くて、中国語で対応してあげると大変喜んでくれる子が多いです。本音を言えば、あまり英語に自信がないのだと言っていました。
 上の写真のキャビンアテンダントは大変親切でした。中国の航空会社では親切なキャビンアテンダントは珍しいです。
深圳航空東京深圳便のキャビンアテンダント

 スターアライアンスのゴールド会員には必ず挨拶に来ると先ほど書きましたが、その際に今日のフライトでは私がお世話を担当しますのでよろしくお願いしますと挨拶されます。これは深圳航空の国内線でも同様で、スターアライアンス会員には特別対応するというメンバーシップを大切にするという考え方に基づいているのだと思います。全日空が飛んでも、ひょっとすると私は引き続き深圳航空を利用するかもしれません。それは、このサービスの良さにあります。香港東京便の全日空にもよく乗りますが、それよりも「はるかに」心地よいです。ゴールド会員で英語さえ話せる方であれば、深圳航空で何の不便もないはずです。
 この日の担当は上の写真のキャビンアテンダントで英語を話します。化粧はきつめですが、笑うと笑顔が可愛いかったです。後述しますけど、深圳航空のキャビンアテンダントには美人が多いです。ただ美人なだけでなくて、愛想も良いですし、よく訓練されていると思います。

深圳航空東京深圳便の機内食

 問題点を二つ。最近は機内食のレベルが落ちたような気がします。私が乗った時だけなのでしょうか。実は、全日空の香港東京便も機内食が良くないです。ビジュアルは良いし手がかけられている気がするのですが、味が良くないです。私は全日空便ではいつも3分の1も食べないで残してしまいます。味だけで考えると、深圳航空の方が良かったというのが私の評価です。
 さらに言えば、キャセイの香港東京便の機内食も手がかけられている気がしないのですが、味で言えば全日空より「はるかに」良いです。全日空は3月末に就航する深圳東京便の機内食で頑張ってほしいものです。
(追記)全日空の深圳便は3回乗りましたが、もう乗らないと思います。2025年現在、食事も一番悪いし、キャビンアテンダントが気が利きません。深圳航空の方がずっと良いです。

深圳航空東京深圳便の機内食

 深圳航空の食事は、温かい料理のほかに、上の写真のような紙の弁当箱セットが付きます。この「紙の弁当箱セット」は中国の航空会社には30年位前からあったもので、当時の国内線ではキャビンアテンダントが紙の弁当箱を客に投げて渡して配っていたものでした。(最初は私もびっくりしました。)
 今は、少なくとも深圳航空では国内線を含めて手渡ししています。中には、お菓子、果物、ザーサイ(なぜか定番です)、お手拭き、箸などのセットが入っています。

深圳航空東京深圳便のトイレ

 改善してほしい点、二つ目はトイレのハンドソープです。藍月亮というのは中国の家庭用洗剤のメーカーですが、その家庭用ハンドソープが常備されています。きれいに洗えるとは思いますけど、粘々していて、私はどうも好きになれないのです。深圳航空の人がこのページを見ていたら、ちょっとコストアップするけど検討してください。



 成田から深圳への深圳航空直行便搭乗記(2016年)

深圳航空機(成田空港で)

 2016年4月に成田から深圳航空直行便で深圳空港に飛んできました。1月の就航以来、人気がある路線のようで、毎月深圳に行く私は毎回このフライトの予約にトライするのですが、チケットを確保できたのは実はこの時が初めてです。しかも、帰りは深圳から成田への直行便が売り切れていて北京経由で成田に戻ることになってしまいました。
 機体が737という小型機ですから、間際でないと日程が決まらない私にはなかなか取りづらい路線のようです。利用者が多いのですから、767や777といった大型機に早く入れ替えてほしいものです。


 成田から深圳への直行便は、2016年4月現在、毎日朝8時50分の一便だけの運行です。この8時50分という時間は、いかにも早いです。成田空港の出国手続き場は7時30分のオープンですから、早く着きすぎてもラウンジに行くこともできません。
 親会社の中国国際航空の成田空港でのチェックイン締切は出発時刻の一時間前です。念のため、この日このフライトのチェックイン時刻の締切時間を係員に聞いたところ、出発時刻の40分前ということでした。この情報は2016年4月の情報ですので、このフライトを利用される場合は必ず深圳航空または中国国際航空に確認してください。
 
 
深圳航空の機内食

 成田から深圳に向かうフライトの機内食です。ビーフとシーフードから選択でした。焼きそばを食べたかったので焼きそばがあるのはどちらか聞いたところ、シーフードだと言うので、私はシーフードを選択しました。機内食としては上々の味で、他の中国系航空会社の水準とは明らかに異なります。最近レベルが落ちてきたANAの機内食よりおいしいです。
 ここで気づいてほしいのは、私がそのとき質問した客室乗務員が英語で質問し英語で答えてくれたことです。そうなのです。深圳航空の客室乗務員は英語を話すのです。他の中国系航空会社ではたまにしか経験できないことです。

 
深圳航空機内食のシーフード焼きそば(成田→深圳)
 
 別の日もシーフード焼きそば。こちらはエビが多くて食事の内容が改善されています。朝9時ごろ離陸して朝食は10時頃には出てきてしまいます。朝から焼きそばというのは日本人的には好みではない方がいるかもしれません。でも、この深圳航空の機内食の焼きそばは美味しいのです。純粋に中華料理の焼きそばかというとそうではなくて日本風の味付けでもあります。
 いずれにしても香港の焼きそばが好きな私にとっては、大好物の機内食です。

深圳航空の客室乗務員
 
 深圳航空のウリは安全や遅延の少なさですが、それに加えて客室乗務員のホスピタリティと美人度の高さがあります。上の写真は深圳航空の新ユニフォームについての機内誌記事です。このユニフォームのモデルは現役の客室乗務員です。深圳航空の機内誌では現役客室乗務員のグラビア(時々内務社員の写真も出てきます。)が連載されています。モデルと見間違えるような魅力あふれる女性が出てきます。機内誌のその記事は深圳航空のブログでも見ることができます。
 実は私は中国の国内線でもできるだけ深圳航空を利用するようにしていますが、国内線でも英語の通用度は高く(英語が通じなかった経験はありません)、また対応はにこやかで中国の航空会社とは思えないほど高いホスピタリティを感じさせます。香港のキャセイ航空のレベルに近いという印象で、加えて美人度が高いものですから、ついつい深圳航空のファンになってしまいます。





 深圳から成田への直行便搭乗記

  深圳空港のラウンジ「尊鳳閣」はANAゴールドで利用可

 

 それでは、深圳空港から成田空港や関西空港へ戻る時の話に入ります。
 深圳航空は中国国際航空の子会社で、ANAと同じくスターアライアンスに属しています。そこでANAのゴールドカードを持っている方は、専用のラウンジや専用のチェックイン窓口を利用できます。上の写真は深圳航空のプレミアム会員向け専用チェックインカウンターで、赤い建物に入っているので、出発ラウンジの中にあってよく目立ちます。
 ただ、このプレミアムチェックインカウンターは2016年7月現在、国内線専用です。したがって、国際線利用者はここではなく、この赤い建物の目の前のカウンターにプレミアム会員向けの国際線カウンターがあるのでそこでチェックインをしてください。ANAのゴールド会員もそのカウンターでチェックインできます。ゴールド会員以外も同じあたりに国際線カウンターがありますので、そこでチェックインします。

    

 そして、国際線の出発は地下にあるイミグレーションを通過します。上の写真にあるエスカレーターを降りていきます。空港を入って正面右側の方にあります。深圳空港は圧倒的に国内線の方が多いので、国際線の出発ゲートはあまり目立ちません。上の方で紹介したスターバックスの右下の方向にあると覚えておいてください。


 この日の深圳空港国際線の案内板です。ご覧のとおり、本数が少ないのです。この後にはシンガポールや台北行きのフライトがあるくらいです。このように深圳空港では国際線の本数が少ないですから、イミグレーション通過は極めてスムーズです。
 日本から深圳や東莞、恵州などに行く際に深圳空港をおすすめする理由はまさにここにあります。イミグレーション通過にストレスを感じさせない。これに尽きます。私は香港のイミグレーションではe-Channelを利用できるのでストレスがかかりませんが、中国への入出国では何十分も行列に並ばなければなりません。香港空港も混みますから、e-Channelを持ってない人は香港空港や香港を出境する時も何十分と並ばないといけなくなります。それが深圳空港ではスムーズに入出国できるのです。

深圳空港国際線、免税店

 深圳空港の国際線では、免税店もあります。結構広くて品揃えは良いです。価格は香港ドル表示されていますが、人民元で支払う時にはきちんと人民元換算してくれます。店員も親切ですが、英語は不得意です。

 
 深圳でお土産を買っていくのなら茅台酒(マオタイ酒)はどうですか。お値段は結構良いですが、アルコール好きな人には大変喜ばれるお土産になると思います。

深圳航空国際線ラウンジ

 さて、深圳航空ではマイレージのプレミアムメンバー向けに「尊鳳閣」というラウンジを持っていて、免税店の隣にあります。深圳航空はスターアライアンスに加盟していますから、ANAのゴールド会員であればこのラウンジを利用することができます。深圳空港は国際線の本数が少ないですからそんなに広いスペースはありませんが、今のフライト数であればこれで十分でしょう。
 因みに、深圳空港には、国内線・国際線ともに、プライオリティパスの使えるラウンジが別にあります。こちらのラウンジには食べるものも殆どありません、ランチタイムに行くと簡単なお弁当は出るようです。それ以外の時間帯は、カップラーメンくらいしかありません。ラウンジと呼べる水準には達していません。

深圳航空国際線ラウンジ

 尊鳳閣でのおすすめは牛肉麺です。麺コーナーで麺の種類(中華麺、河粉、米粉)を選び、牛肉(辛い味付け牛肉、普通の味付け牛肉)を選択できるようになっています。ここで驚いたのは、この麺コーナーの普通の中国人の女性が、英語で好みを質問してきたことです。さらに、5分かかかるから座って待っててくださいと英語でアドバイスしてきたことです。中国の他の空港や機内では英語さえ通じないのが普通なのに、ここ深圳空港では麺コーナーの女性まで英語を話すのです。

深圳航空国際線ラウンジの桂林米粉
 
 私はここで桂林米粉を注文するのが習慣になってしまいました。美味しいのです。辛い味付けと辛くない味付けの牛肉が用意されていて、それも英語でどちらが良いか質問されます。私はもちろん辛い方を選択するのですが、もっと辛くしたいんだけどできるかと聞いたら、「ごめんなさい、できないんです。だけどテーブルの上の辣醤は好きなだけ使えますから、沢山入れてください」なんて言われてしまいました。

深圳航空国際線ラウンジ

 一つ上の写真は10年くらい前ですが、2025年に国際線の尊鳳閣でも同じものを食べています。私にはまったく進歩がありません。

深圳航空国際線ラウンジのillyカフェ

 しかし、深圳航空はしっかり進歩していて、しばらく休止していたカフェ illyを復活してくれました。このメニューを見て注文できるようになりました、もちろん無料です。今のところ、カフェ illyは国際線だけです。

深圳航空国際線ラウンジのillyカフェ

 カフェ illyのアイスラテとラウンジのケーキ。

 
深圳航空ラウンジ、尊鳳閣のケーキと中国茶

 以下の記述は10年くらい前の話ですが、きっと参考になると思うので、削除せず残しておきます。

 そして、尊鳳閣でもっとびっくりしたことが二つあります。
 一つは上の写真のケーキ、これはカフェ illyのケーキです。これは成田や関空の航空会社ラウンジのケーキよりずっと上等です。しかもillyのコーヒーもタダで飲み放題です。illyの店内には店員が三名いて、コーヒーを注文するとその場でコーヒーを淹れてくれます。この仕組みは国内線の尊鳳閣も同様です。
 でも私はそこでコーヒーを注文せずに、中国茶コーナーで中国茶の高級品、大紅袍(ダーホンパオ)を淹れようとした時です。大紅袍(ダーホンパオ)の茶葉の入っている壺をあけていたら、尊鳳閣の美人スタッフの一人がニコニコしながら近づいてきて、「私がお手伝いしましょう」と英語で話しかけてきて、大紅袍(ダーホンパオ)を淹れてくれたのです。何というホスピタリティと国際感覚でしょう。びっくりです。ここ深圳は本当に中国なのかと腰を抜かしそうになりました。
 深圳恐るべしです。

 

 そして深圳航空に搭乗、機内食は

 
 尊鳳閣での夢のような空間を後に、搭乗ゲートに向かいます。ご覧の通り、国際線ターミナルはまだフライトが少ないためにガラガラです。目立つのは上の写真ようにフライト遅延保険の広告です。どんな時にどのように保険が支払われるのか私は知りません。でも、中国の東方航空や南方航空などは遅延が常態化していて、特に国内線は一時間や二時間遅れは珍しいことではありません。(それに比較すると深圳航空は比較的定時に飛んでいると私は思います。)そんななかで、遅延保険を販売して保険会社は儲かるのだろうか、なんて疑問を持ってしまいます。

深圳航空の機内食

 深圳から成田に向かう深圳航空のフライトはほぼ満員でした。その殆どは中国人で、深圳人が多いのか、マナーが良い方が多かったです。フライト中は座席ごとにエンタメを楽しめないとか、機内の案内放送が少ないとか、欠点はいろいろありますけど、ANAのゴールド会員の私には搭乗後すぐにブランケットを持ってきて英語で丁寧な挨拶をしてくれるなど、ホスピタリティは合格です。機体も新しいです。
 次回以降もこの直行便を使いたいですね。

深圳航空の機内食(深圳→成田)
 
 深圳航空が目指しているのは、恐らく親会社の中国国際航空のレベルではなく、全日空や日本航空のレベルでもなく、さらに上の香港のキャセイ航空のレベルなのではないでしょうか。安全な運行やメンバーシップへの最高のサービスの提供といったところに、深圳航空は狙いを定めているような気がしました。


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