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アジア写真帳(チェンマイ)

チェンコーンのナムコーン・リバーサイドホテル


 チェンマイからの直通バスに乗り、チェンコーンにやってきました。
 私がチェンコーンで宿泊したホテルは、ナムコーン・リバーサイドホテルです。このホテルの良いところは、メコン川に面し眺望が優れていること、そしてセキュリティが良いことです。設備等に豪華さはありませんが、快適なホテルライフが過ごせます。
 バスターミナルから歩いても15分くらいなのですが、荷物を担いで歩くのはちょっとしんどいですから、トゥクトゥクを利用しましょう。

 このホテルがチェンコーンとラオス・フエサイへの小旅行の起点です。最初にこのホテルについて少し紹介しましょう。


 玄関からは平屋建てに見えたナムコーン・リバーサイドホテルですが、実は4階建てで、目の前にメコン川が広がります。上の写真はメコン川沿いの歩道側から見たところです。


 ホテルのフロントも必要最低限のものです。一人は必ず常駐しています。皆さん、英語での応対もできますし、色々な相談に乗ってくれて親切でした。


 部屋のベランダからはメコン川とメコン川越しにラオスのフエサイ(フアイサーイ)の街が広がります。素晴らしい景色です。


 正面に見えた風景です。ラオスのフエサイの街です。第一印象としては、意外に建物が建っていますし、建物もカラフルで明るいということです。


 右手の方を見ると、メコン川が雄大な景色を見せてくれます。遠くに山並みも見えて、私のイメージしていたラオスらしい風景だと思いました。


 こんな景色を見ながら、バルコニーのチェアに座って、市場で買ったガイヤーンとソーセージをかじります。どちらも作りたてでしたので、暖かいうちに食べることができました。
 新鮮な美味しい空気を吸いながら、素晴らしい景色を独り占めしつつ、大好きなガイヤーンをかじる。こんな幸せな瞬間はなかなかあるものではありません。


 美味しいガイヤーンをかじりながら、ホテルのバルコニーからの風景を楽しみます。ラオス・フエサイの住宅街です。古い家々に混じって、新しい家も見られます。でも、確かにラオスという国は平地が少ないなあと改めて認識してしまいました。


 よくよく目を凝らしてみると、フエサイの丘の上に寺院も見えます。明日、フエサイにわたったら、この寺院に行ってみることにしましょう。


 バルコニーから下を見ると、メコン川沿いに歩道が続いています。ガイヤーンを食べ終わったら、この歩道を歩くことにしましょう。


 地元の小学生たちも下校途中にホテルの前でくつろいでいます。日本の下校風景よりものんびりしていて、ある意味伸び伸びもしていてうらやましい気がします。


 私の部屋は3階で、レストランから二つ目の部屋です。この部屋の視界はかなり良いのですが、メコン川に向かって左側の視界が妨げられてしまうので、これからレストランにコーヒーでも飲みに行ってみましょう。


 レストランです。このレストランはメコン川にさらに近くなるとともに、遮るものが全くないので最高の眺望です。窓際の席が特等席ですね。


 中国茶をポットで注文して、ここまでの旅行で撮影した写真の整理をしました。最高の環境で素晴らしい景色を楽しみながらの作業は楽しいものです。至福の時間でした。


 メコン川を時々船が走ります。先端のほうにいるオレンジ色の服を着た人は、きっと僧侶なのだと思います。ラオスらしい風景です。


 ホテルのフロントに出ていた看板です。
 一つは、ナムコーン・リバーサイドホテルが走らせているチェンマイ・チェンコーン間の直通ミニバスの案内です。チェンマイから来たときは、乗合バスで来たのですが、7時間もかかってしまいました。このミニバスなら4時間程度で帰れるということなので、早速帰りのチケットを予約しました。料金は250バーツです。
 もう一つは、フエサイからラオス一の観光地であるルアンプラバーンまではメコン川を走るボート(スピードボートで7時間、スローボートで一日半)のチケットの紹介です。次回はこれを使って、ルアンプラバーンまで行きたいですね。


 ナムコーン・リバーサイドホテルが走らせているミニバスは上の写真です。チェンマイ・チェンコーン間をおそらくは最短距離で走るので、所要時間が短いのです。大型バスであるグリーンバスに比較すると、安全面では高いとはいえないし、スペースも広くないのですが、とにかく時間節約は大いにできます。




ナムコーン・リバーサイドホテル周辺


 ホテルからメコン川沿いに出ると、そこには歩道が伸びています。ちょうどホテルの前にこうしたベンチもあって、メコン川沿いの風景を楽しめます。

 誰が名づけたのか、「天国に最も近い街、チェンコーン」。
 このベンチに座ってたたずんでいると、確かにその名の通り、ここが天国に最も近い街なのかも知れないと私も思うようになりました。のどかで静かで、空気はおいしく、風景も美しい。色とりどりの花が咲き、そしてメコン川が静かに流れます。


 メコン川沿いの歩道はこのように広いので、歩いていても気持ちいいですね。色とりどりの花も咲いていて綺麗ですし、車が通らないので静かです。この散歩道を気に入ってしまったので、滞在中に何度も往き来することになりました。


 花越し、メコン川越しににラオス・フエサイの街が見えます。背景の山々も穏やかで美しく感じられます。


 この歩道は観光客も利用しますし、地元の人たちも利用します。子供たちにとっては格好の遊び場でもあります。元気な子供たちが走ったり遊んだりしていました。


 また、この歩道から見るメコン川の夜明けも素晴らしいものがあります。当サイトのこちらのページではチェンコーンの夜明けを紹介しています。
 ラオスの低い山陰から朝日が昇り、その影がメコン川に揺れます。幻想的な夜明けです。この朝日が昇ると、ラオスでは、寺院からだと思うのですが、仏教のお説教が大きな音で放送されます。


 さて、ホテルの玄関から街道を隔てた反対側で美味しいにおいがするので行ってみると、レストランでした。この店では焼魚が売り物のようです。何と英語で説明されてしまいました。


 この魚の内臓を取った上で、代わりにレモングラス等を入れ焼いているのだそうです。なるほど、臭いをよくかみしめているとそんな気がしてきます。本当においしそうな臭いだったので食べたかったのですが、さすがにガイヤーンとソーセージでお腹いっぱいだったので、「また来るよ」と挨拶して帰りました。チェンコーン滞在中に食べる機会が来ると思っていたのですが、残念ながらそれはかなわず、次回チェンコーン来訪時の楽しみにとっておくことになりました。


 その焼魚レストランから歩いて1分くらいのところにマッサージ屋を発見しました。地元の人がマッサージを受けていて多少待たなければならないようです。地元の人で混んでいるのですから良い店なのだろうと期待が膨らみます。殆ど英語も通じない店ですが、何と中国語を少し話すお姉さんもいて、中国語で予約しました。こんなところで中国語が役立つなんて嬉しいですね。1時間で予約を済ませ、マッサージの予約時間まで、また、メコン川沿いの歩道を散歩することにしました。


 私をマッサージしてくれたおねえさん。2時間で300バーツという激安価格なのですが、手抜きのない素晴らしいマッサージでした。言葉は全く通じない子でしたけど、愛嬌があって◎(二重丸)です。



 

メコン川沿いの遊歩道を歩く

 
 
 チェンコーンの何が好きかと聞かれたら、私なら、タイの田舎ですのでのんびりしているところ、ゆったりしているところが好きですと答えると思います。その「のんびり」「ゆったり」を感じさせてくれるのが、この「メコン川沿いの遊歩道」です。そして、ここから見るラオス・フエサイの街の風景も、また、メコン川のおおらかな流れも、チェンコーンの魅力の一つなのです。

 
 
 この遊歩道を自分は何回往復したか分かりません。最初はカメラを持ってせわしなく歩いたのですが、だんだんのんびりと歩くようになってきました。この遊歩道から見るメコン川やフエサイの景色は、時間によって表情を変化させます。そんな変化も楽しみながら、ゆったりと散歩するのです。

 
 
 メコン川越しに遠く見えるラオスの山々。そして、夕陽がフエサイの街を照らしています。

 
 
 目を凝らせば、フエサイの街の丘の上に立派な寺院も見えます。明日はこの寺院も訪ねてみましょう。

 
 
 視線を右の方に向ければ、もう、フエサイの町外れの雰囲気で、家もまばらです。フエサイがあまり大きな町でないことがよく分かります。

 
 
 さらに視線を右に向ければ、蛇行するメコン川の雄大な姿も見ることができます。

 
 
 そんな風景を楽しみながら、この遊歩道を歩きます。自転車で走るのも良いと思います。上の写真では左側がメコン川です。川に向かって、何軒かのゲストハウスやレストランが見えます。

 
 
 こちらはゲストハウスとそのレストランです。もちろん、レストランからはメコン川が見れるはずです。

 
 
 これもメコン川の方を向いたレストランですね。
 このように、チェンコーンではメコン川の見える場所が特等席なのです。

 
 
 そして、歩き疲れたら、遊歩道の脇にあるベンチなどで腰掛けて休みます。
 何も特別すごい所ではないけれども、大変自然で静かで、空気が美味しく景色も美しいのです。時間がゆったりと流れていくのを五感で感じることができるのです。

 ラオスのフエサイに行く

 

 そして、チェンコーンのハイライトとも言えるラオス国境は、ホテルから歩いて10分くらいです。チェンコーン・フエサイ間の国境越えについてはこちらのページで詳しく紹介しています。
 ここはパスポートコントロールの場所ですから、空港だと「写真撮影禁止」などと仰々しく出ているのですが、ここチェンコーンはのどかなものです。


 イミグレーション手続きが終わると、いよいよボートでメコン川を渡り、ラオスへと入ります。ボートでの国境越えは初めてです。それだけで嬉しくなってしまいます。

 

  ボートがラオスに近づいていきます。
 川まで道路が延びているところが船着場です。道路の右に見えるのがラオス側のイミグレーションです。丘の上に寺院も見えます。


 再び、メコン川沿いの歩道からの写真です。チェンコーンの良さというのは、この遊歩道に凝縮されていますね。
 このチェンコーンのナムコーン・リバーサイドホテルは、ロケーションが良く気に入ってしまいました。またチェンコーンに来る時もきっとこのホテルを利用すると思います。


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