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アジア写真帳(チェンマイ)−チェンコーンの夜明け


アジア写真帳(チェンマイ)

メコン川に昇る朝陽


 チェンコーンはタイ北部にあるラオス国境の街です。
 誰が名づけたのか、「天国に最も近い街、チェンコーン」。確かにその名の通り、ここが天国に最も近い街なのかも知れないと私も思うようになりました。のどかで静かで、空気はおいしく、風景も美しい。色とりどりの花が咲き、そしてメコン川が静かに流れます。

 そのチェンコーンの見所の一つに、メコン川に昇る朝陽があります。幻想的なその眺めは、美しさを超えて神秘的でもあります。これを見ずにチェンコーンは語れません。


 美しい朝陽を見るためには、やはりメコン川沿いの歩道まで見に行った方が良いでしょう。私が行った3月上旬では、日の出が7時頃でした。ホテルに予め聞くなりして日の出の時間を調べ、その10分か20分前にはメコン川沿いのほどに行っておきたいものです。


 チェンコーンでメコン川沿いの歩道に来ると、太陽はちょうどラオス・フエサイの街の上に昇ってきます。日の出の時間が近づくと、雲が一瞬赤く染まり、その影がメコン川に漂います。


 太陽が昇ってきました。まだ太陽のすべてが現れてはいません。山陰で下が一部欠けた状態です。メコン川で軽い靄がかかったラオスの大地の上に赤い太陽が昇っていく様は、絵になります。


 太陽が完全に姿を現しました。
 私は宿泊していたホテル(ナムコーン・リバーサイドホテル)の前の歩道から見ていたのですが、タイ人数名が同じように日の出を見て感動しているだけですから、こんな神々しい様を殆ど独り占めです。こんな幸せな瞬間はなかなかあるものではありません。




 私が宿泊していたホテル(ナムコーン・リバーサイドホテル)の前の歩道からですと、太陽がちょうど林の上に昇っていくので、余計に神秘的ですね。街の建物群の上に太陽が昇っていくようですと、少し趣を失うかもしれません。


 太陽はさらに高く昇っていきます。太陽の光の影も次第にメコン川に長く延びていきます。


 バルコニーから下を見ると、メコン川沿いに歩道が続いています。ガイヤーンを食べ終わったら、この歩道を歩くことにしましょう。


 太陽の光の影は、もうメコン川の中央くらいまで伸びてきました。赤い太陽の光がが徐々に赤みを失い、黄色く変化していきます。


 太陽がかなり昇ってきました。
 このような美しい日の出が見れるか否かは天候次第です。私は二泊して二日とも美しい日の出が見れましたが、一泊だけですと、天候次第では見れなくなってしまうので、できれば少しでも長くチェンコーンに宿泊されることをおすすめします。。


 もう、太陽はかなり昇ってきました。メコン川に映る光の影もチェンコーン側の岸に届いています。日の出前に空が赤みを帯びてからここまで50分ほどです。今度はホテルの3階にある私の部屋のバルコニーに移動してみましょう。


 ホテル(ナムコーン・リバーサイドホテル)のバルコニーから見るチェンコーンの夜明けです。これも決して悪くないですね。



チェンコーンの朝


 幻想的な日の出もチェンコーンならではですが、日の出の瞬間を見逃した方もぜひ朝のチェンコーンを満喫してもらいたいと思います。
 私が宿泊したホテル(ナムコーン・リバーサイドホテル)の前でメコン川は大きく向きを変えています。北の方はメコン川が雄大な景色を見せてくれます。


 この辺りの歩道脇には色とりどりの花が咲き、まさにこの世の楽園のようです。


 フエサイの街やその背景に広がる山々もラオスらしい景色です。
 チェンコーンはタイでも北部にありますからバンコクのようなひどい暑さではありませんが、それでも昼間にメコン川の歩道を歩きたいと思うほど涼しくはありません。このメコン川のほどを歩くのであれば、朝か夕がおすすめです。特に、空気が澄んで川に淡く霞がかかる朝方が最も美しいと私は思うのです。


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