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アジア写真帳（チェンマイ）−フアイサーイのマーケット

アジア写真帳（チェンマイ）

船着場から市場へトゥクトゥクで到着

タイのチェンコーンからラオスのフエサイにボートで国境越えして入りました。フエサイの街は観光資源があるわけでもなく、また、商業の集積地があるわけでもない、ただのラオスの田舎町です。ですから、今回のフエサイ訪問の目的は、ただラオスの街を人を生活を見ることにおいていました。 　そこで、行ったのがマーケット、市場です。予めフエサイの地図をGOOGLEマップで確認したところ、船着場から歩いて２０分くらいのところに市場があるようです。

市場への往復はトゥクトゥクを利用しました。支払いはバーツで大丈夫です。往復８０バーツで手を打ちました。運転手のおじさんは勿論英語は話しません。ただ、数字だけは英語でＯＫです。身振り手振りで往復だということを理解してもらってから乗車です。トゥクトゥクはラオスの田舎道を快適に走っていきます。

市場の前で３０分くらい待ってくれということを伝えて車を離れます。どこ製の車でしょうか。よくよく見ると、タイヤが異様に小さい感じがします。

市場の前の様子です。２０年位前のホーチミンみたいな感じです。右側の建物がマーケットです。マーケットの周りに露店が並ぶのは、他の東南アジアの国々と同じです。バイクはまだまだ少なく、これがラオスの経済力なのでしょう。しかし、犬が多いですね。

ここにも犬がいます。おとなしく寝そべっている犬が本当に多いのです。

このマーケットに来て思うことは、ラオスの人々の表情が明るいことです。そして、あくせくしている人が少ないことも特徴です。みんな人柄が良さそうに見えてしまいます。犬ものんびりできて幸せなのでしょうが、人々もマイペースで生きられて幸せなのだろうと思います。

若いお兄ちゃんも人柄が良さそうですし、清潔感もあります。この辺りを見ると、他の東南アジア諸国とはちょっと雰囲気が違いますね。住みやすそうです。

フランスパンが売られています。さすがは旧仏領インドシナです。ベトナムのバインミー並みの美味しさを期待してサンドイッチを食べたのですが、これは失敗でした。フランスパン特有のパリパリ感がなくて、ボーッとした味でした。同じ仏領インドシナでもパンの出来は、ラオスとベトナムとでは大違いです。（このことを以前ヴィエンチャンに住んでいた友人に話したところ、それはたまたま食べた店が悪いだけで、ラオスのパンもおいしいと言っていました。）

フエサイのマーケット（市場）

マーケットの中に入っていきます。結構広いマーケットですが、電気がありません。日光だけが灯りのマーケットです。品物は豊富です。

果物は他のアジア諸国同様に量り売りです。種類も豊富ですし、陳列も綺麗です。

フルーツはどの店も陳列が綺麗です。この店では若いお姉さん二人で、結構時間をかけて丁寧にフルーツを並べています。

野菜屋さんはあまり野菜を積み上げずに品物をワイドに広げて陳列しています。

サツマイモとカボチャ。大きさはまちまちです。

お肉屋さんは陽のかげる建物内にあります。肉のおこぼれに預かろうと、お肉屋さんの周りの犬はうろうろ歩き回ります。

売り上げチェックでしょうか。真剣なまなざしで仕事をしています。

フルーツは丁寧に陳列されている一方で、日用品はこのように無秩序に積み上げられています。これじゃ、欲しい物が探しづらいですね。

自分の畑で生産した野菜をここで売っているのでしょうか。小さな店が目立ちます。これで商売になるのかななんて思ってしまいます。 　この市場では若い女性も沢山働いています。一生懸命さがいいですね。

これ、朝の９時半くらいなのですが、もうお客さんが少ないからでしょうか、こんなのんびりしています。あくせく働いている人は殆どいません。

子育てしながらの販売です。ラオスの子供もかわいいですね。

市場の中には食堂もあります。麺類を食べている人が多かったです。

いわゆる金行です。金製品が殆どですが、アクセサリーを売っています。

床屋さんもあります。アジア各地で路上床屋を見慣れた私にとっては、とても豪華な床屋に見えてしまいます。

買い物を沢山した場合は乗合バスで帰ります。天井に沢山の商品が積み上げられています。 　ラオス・フエサイの市場を見ると、意外に物が豊富で豊かさを感じます。また、人々の表情などを見ても幸せそうで人間らしく生きている様子がひしひしと感じられます。 　ラオスはいい国です。

アジア写真帳（チェンマイ）