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諸葛八卦村−古商業街

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 蘭渓バスターミナルからミニバスで諸葛に着き、歩いて諸葛八卦村を目指した時に、初めて目にする諸葛八卦村の風景が、この古商業街です。食堂、薬屋、雑貨屋など、色々な店がここに集中しています。
 上塘と呼ばれる池を囲むように二階建ての商店が軒を連ねていて、天気の良い日であれば、上塘に映る建物の影が美しい場所でもあります。


 上塘の反対側を見ますと、ここに、白い壁、灰色の屋根、小さい窓の、いわゆる徽式の建物が目に入ってきます。諸葛八卦村に着いたと実感できる場所です。


 池の反対側の食堂が随分と繁盛しています。
 台風警報が出ている日なので、観光客は殆どいないと思っていたのに、意外に来ているのでしょうか? それとも、地元の人たちがウィークデイなのに、朝から酒でも飲んでいるのでしょうか?



 これはどうやら、地元の人たちです。諸葛八卦村の人口は約4,000人で、そのうちの80%が諸葛姓だと聞いています。もし、ここで「諸葛先生!」と呼びかけたら、8人か9人が振り向いてくれるのでしょうか? いずれにせよ、彼らは蜀の丞相、諸葛亮孔明の末裔です。そう思うと、嬉しいような、拍子抜けするような、そんな不思議な感覚です。
 建物の中も、マージャンやトランプで遊ぶ人で一杯です。でも、皆さん、年恰好はこのくらいで、若い方が少ないようです。やはり若い人は、諸葛八卦村に住まずに、上海や杭州といった都会に出て行ってしまうのでしょうね。


 そして、1年後。
 ある晴れた日に、また、諸葛村を訪れました。諸葛のおじさんたちがたむろしていた場所も、陽射しが強いせいか、静かにお茶を飲む人くらいしかいません。のどかな雰囲気です。



 ぶらぶらと古商業街を歩いていると、諸葛徳成酥餅店という看板を出したお菓子屋さんを発見。店構えも大きいです。まだ、諸葛の酥餅は食べたことがないので、ちょっと興味がありますね。


 これが諸葛の酥餅です。名産の一つと言われています。
 特に、他の地域ととりわけ味が違うと言うことはないと思いますが、出来立てなので美味しいですね。朝早くからバスを乗り継いで来てちょっと疲れた体には、こういう甘いものは合うんです。
 諸葛の酥餅を食いながら、諸葛の見学を継続です。


 諸葛の名産の一つに木彫りがあります。店の中で、トントンと木彫りをしている若い職人の店を発見しました。ちょっと、店の中をのぞいてみましょう。
 

 綺麗な木彫りです。若い職人さんみたいな方に聞いてみると、すべて彼が彫ったとのこと。諸葛姓の方ですかと聞いてみると、そうではないとしながらも、一族ですとのこと。なかなか親切な人で、お茶でも飲んでゆっくり見てくださいと、自分でお茶を入れてきてくれました。


 何と、諸葛亮の木彫りがありました。大きさが色々あって、しかも、どれも精巧に彫ってあります。この店には、というか、彼の作品には、福の字もあれば、諸葛亮もあれば、関羽、張飛といった三国志ものや、弥勒菩薩(日本の布袋様)のような仏像もあります。
 でも、ここは、諸葛村です。しかも、一族の方が彫っているのですから、諸葛亮の木彫りを買わない手はありません。と言うより、この木彫りを見た瞬間に、買いたい衝動に駆られてしまいました。値段は180元。日本円で3,000円しないのですから、相場はともかく、値段交渉もなく買ってしまいました。それまでの彼の誠実な対応からすると、値切る必要もないような気もしたからです。



 こういう木彫りを買うときは、次の二つをチェックしましょう。
 一つは、平らなところに立ててみて、安定しているかを見ることです。私の買った諸葛亮の木彫りも立てるとぐらぐらするので、彼にその場で直してもらいました。珍しい日本からの客だったこともあるのか、丁寧に5分くらいトントンしていました。
 二つ目は、精巧な部分が多いので、日本に持ち帰るまでに壊れたりしないように包装してもらうことです。少なくともホテルに帰るまでに傷つかない程度には包装してもらう必要があります。私は、陶器を包むためのクッションを持って中国に来ているので、とにかくホテルまでは傷つかないように包装してもらっています。
 ところで、彼の名前は宋さん。残念ながら、諸葛さんではありません。この店、東陽木彫は蘭渓市にある会社「順興彫芸」の展示部として、諸葛村の古商業街に店を出していて、彼はその店を任されているようです。


 台風のときに来た前回と違って、今回はこの古商業街の店は、一つとして閉まっている店がないので、見るのに時間がかかります。というか、前回は、台風のおかげで殆どの店が閉まっていて、みやげ物など、買うことはできなかったのです。


 その点、今回は、買いたいものが沢山あります。しかも、全く観光地値段ではないと言うことが素晴らしいです。
 私が買ったものは、まず、写真右上の帽子。これはとにかく陽射しが強いので買いました。5元でした。そして、真ん中あたりに沢山載せてある羽扇。諸葛亮といえば羽扇ですから、これを20枚くらい買いました。陰陽魚太極図のマークが入っていて、1枚7元です。それから写真にはありませんけど、お守りや本のしおりといった小物も買いましたし、諸葛村に関する本や諸葛村近傍で採れたお茶なども買いました。それから、勿論、諸葛亮の木彫りも。
空っぽだったリュックがあっという間に一杯です。
 それ以外にも、笛や刀など、ファンには見逃せないものばかりです。


 古商業街をぐるぐる回っているうちに、いつの間にか1時半くらいになってしまいました。朝飯が早かったこともあって、お腹がすいてきました。古商業街にある食堂を見ると、観光客の食事は大体終わっていて、地元の人たちの昼の家族団らんの時間に入ってきているようです。
 私もそろそろ、昼飯を食べる店を決めましょう。


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諸葛八卦村の街並み
民居(四十八代宗主との対面)
諸葛八卦村の食堂で昼食


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