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香港に来たら海鮮料理(シーフード)|アジアグルメ図鑑(香港)


 香港で美味しいシーフードを安く食べる

 香港のシーフードはこれが美味しい

深圳・蛇口市場で海鮮料理(香港から行けます)

 香港でシーフードを食べたいと思ったとき、蟹とかロブスターとか、何か特定のシーフード素材が頭の中に浮かんでいるかもしれません。私もかつてはそうでした。でも、香港に住んだり、香港と陸続きの深圳に住んだりしていると、それらよりも最も美味しいシーフードがいろいろあることに気付きました。

 
ロブスターのニンニク蒸し(香港で海鮮料理)
 
 カニやロブスターも時々宴会などで食べています。でも、自分でお金出して食べたことはあまりないのです。そんなものを食べなくてももっと美味しいシーフードがあるからです。このページでは香港で食べたら美味しいシーフードをいろいろ紹介します。(上の写真のロブスターは深圳の蛇口市場で材料を買って近くのレストランで加工してもらうという「来料加工(代客加工)」で食べたものです。こうすると高価なシーフードも激安で食べられます。)

香港で食べたいガルーパ(石斑)

 香港で食べたら美味しいシーフード、その代表はガルーパという魚です。ガルーパはハタ科の海水魚で香港では高級魚として知られています。クエなんかもガルーパの一種です。ガルーパ(石斑)と一口に言っても種類がいろいろあって、青斑や紅斑は比較的手ごろな値段ですが、東星斑が最も高級な部類になります。その日の予算に合わせて魚を選ぶことになります。
 かつて香港に住んでいた頃は家族でよくガルーパを食べていたものでしたが、日本ではなかなかお目にかかれません。香港だからこそ食べられる美味しい魚です。3人以上で海鮮料理を食べるなら外せないメニューです。調理名は清蒸石斑といいます。

 
茹でエビ(白灼蝦)は香港シーフードの定番

 茹でエビ(白灼蝦)も香港で海鮮料理を食べるなら絶対に外せないメニューの一つです。エビをを量り売りで買って茹でてもらうだけです。量り売りの場合は一斤が500gだということを覚えておいてください。半斤(250g)から売ってくれます。二人なら半斤(250g)が適量です。人数に合わせて、2斤とか1.5斤とか言って買えばよいのです。
  この茹でエビにする蝦は小ぶりな方が美味しくて、基囲蝦(基圍蝦)という珠江河口で大量に獲れるエビが好まれています。日本ではヨシエビという分類になります。
 日本人はエビの殻を剥くのが下手なのでコツをお教えすると、エビの頭をちぎってから殻を剥けば実は簡単にエビの身だけになりますから、そのエビの身にたれをつけて食べれば良いのです。熱いうちに食べるのが最も美味しいので、茹でエビ(白灼蝦)が出てきたらさっさと食べるのが肝心です。
 こんな簡単な料理が美味しく食べられる理由は、素材の良さと新鮮さにあります。また、茹で過ぎてもいけませんし、逆に生っぽいのも体に心配です。

ホタテと春雨のニンニク蒸し(蒜蓉粉絲蒸扇貝)は香港海鮮の定番

 日本から友人やお客さんが来た時、必ず喜んでくれる料理がホタテと春雨のニンニク蒸し(蒜蓉粉絲蒸扇貝)です。たっぷりのニンニクで味付けされていて、お酒にもご飯にもよく合います。日本人の舌には大変好評な料理です。
 上の写真では、ホタテが見えるように上に乗っていたニンニクやネギを横にずらしています。上の写真のホタテはほどほどの大きさで大きくもなく小さ過ぎもなくといったところです。小さすぎるとビジュアル的にも食欲をそそりませんし、美味しくないです。レストランで食べる場合には、ある程度のレベル以上のレストランでないと時々小さいホタテが出てきてしまいます。もっとひどいと新鮮ではないホタテも出てくるかもしれません。私は素材を自分で選べる店で食べていますので、そうした場合は庶民の行くような店でも美味しく食べられます。この点が、このホタテと春雨のニンニク蒸し(蒜蓉粉絲蒸扇貝)を食べる際の注意点です。

 しゃこの塩コショウ揚げ(椒鹽賴尿蝦)

 日本人が好きなシーフードにしゃこがあります。上の写真はしゃこの塩コショウ揚げ(椒鹽賴尿蝦)です。塩コショウとにんにくベースでしゃこを揚げて食べる料理ですが、これは香港では大人気の海鮮料理です。
 写真のはさみはしゃこの甲羅を取るのに使います。甲羅をはさみで取るときに手は汚れるし取りづらいのですが、あまり上品に箸とはさみで甲羅を取ろうとはせずに、しゃこを豪快に手づかみして、はさみで甲羅を取るのが香港流です。そのまま食べても美味いし、でも、味付けのにんにくなどを乗せるともっと美味いのです。日本から来た人に食べさせると、皆さん大満足の味です。
 普通でしたら一人当たり一尾が適切です。数人で来たら人数分だけ注文すると良いでしょう。

アワビの姿煮(香港、金山海鮮酒家)

 続いて鮑(アワビ)の姿煮(清蒸鮮鮑魚)です。香港の鮑と言えば富臨飯店、新同楽や福臨門といった超高級レストランで食べる鮑も有名ですが、そうしたレストランでは1個1万円とかそれ以上の鮑を食べさせてくれます。それはそれで貴重な体験ですから否定はしません。
 でも、私が香港の一般的なレストランや南Y島(ラマ島)、西貢(サイクン)といった海鮮街で食べる鮑は中国・大連産の安い鮑です。アワビ1個がHK$50も出せば買えますから、から日本円で650円位です。でも、上の写真なんかを見るとどうですか? 立派なアワビでしょう。私が香港や中国内で食べるのはいつもこの大連アワビです。美味しいですよ。こりこり感が何とも言えず、適度な歯ごたえです。そして、口の中いっぱいにアワビの香りが広がります。これ一つ食べて600円なんて言うのは日本では考えられない値段です。満足感は最高です。
 写真は最もポピュラーな姿煮ですが、バター焼きにしたりチーズ焼きにしたり、ニンニク蒸しにしたり、いろいろな食べ方があります。他の素材の調理法とあまり重ならないようにメニューを考えることが大切です。また、そこが海鮮料理の楽しさかも知れません。
 
上海蟹(深圳・蛇口市場)
 
 上海蟹も食べることができます。上海蟹の旬は9月から11月くらいまでですが、それよりも長い期間、香港では上海蟹を食べることができます。ただ、食べ慣れた者の感想として言わせてもらうと、やはり旬でないとあまり美味しくないです。あまり日本で食べる機会がない方は味の違いが分からないでしょうから、旅の記念に食べても良いのではないでしょうか。
 因みに上海蟹は蘇州の陽澄湖産が最上級と言われています。上海蟹の食べ方などは陽澄湖のページに記載していますので参考にしてください。



 海鮮料理は香港のどこで食べたら良いか


 では、海鮮料理は香港のどこで食べるのがおすすめでしょうか。
 無難なのは、ファイブスターホテルなどに入っている一流レストランに行くことです。値段は高いのですが、まあまあ満足のいく料理を食べることができるでしょう。 一つ上のような料理だと普通にドリンクを飲んで、一人1万5千円くらい出せば食べられるでしょう。
 最近私はこのような店には行きません。仕事で宴会をする時しか利用しません。
 第一に高すぎます。金をいくらでも払えば美味しい料理が食べられるのは当然です。第二に押しつけがましいメニューが多いです。私が食べたい調理法と違ってもっと凝った料理が多いのですが、逆にそれが素材の味を殺してしまっていることが多いです。広東料理の良さというのは素材の味を生かすことなのです。第三に、もっと美味しい店を知っているからです。

香港庶民向け海鮮料理レストラン、金山海鮮酒家
 
 一方、一般のレストランは、そこが上のような料理で一人8,000円位で食べられる店であっても玉石混交です。 もっと難しいのは、香港の客にはちゃんとした料理を出すけど一見の観光客にはそれなりの料理しか出さないという店も実は沢山あります。ツアーで有名店に行った場合も、外国人客には別フロアで別メニューを出すという店さえあります。そういうレストランの見極めというのは、入ってみないとできません。ですから観光客には無理なのです。
 意外に大衆店にも良心的な店はいろいろあります。例えばこのサイトでも紹介している九龍・佐敦にある金山海鮮酒家(上の写真)などは良心的な店として知られてます。

香港、西貢(サイクン)の巨大海鮮料理レストラン

 そんななかで私がおすすめするのはやはり海鮮街、しかもまだあまり外国人慣れしていない海鮮街に行くことです。上の写真は西貢の海鮮街のある店です。西貢も最近は外国人が増えてきましたが、鯉魚門に比較するとまだ擦れていないというのが私の印象です。鯉魚門では広東語さえできれば普通の香港人価格で食べられます。広東語ができるということは香港に住んでいるとみなされるからです。香港に住んでいる人なら、また来てもらいたいから美味しい料理を普通の価格で出すのです。

香港、西貢(サイクン)のシーフードレストラン

 海鮮街に行くと、上の写真のような水槽に新鮮なシーフードがずらりと並んでいます。こういうレストランで食べたいシーフードを選び、調理法を告げるのです。価格的には香港の街中のレストランと大差はありませんが、小ぶりなレストランを選ぶと多少は街中よりも安いかなという感じです。

 南Y島(ラマ島)の海鮮料理レストラン

 南Y(ラマ)島にも海鮮街があって、ここは西貢よりも店がすれていません。時間的にも大してかかりませんから、私はラマ島の海鮮をおすすめしています。ちょっしたハイキングも楽しんで、帰りに海鮮料理を食べるという香港人の休日の過ごし方も体験できます。

 
 また、流浮山という深圳のすぐ手前の漁村にも海鮮レストラン街があって、規模は少し小さめですけど漁村の風情も楽しめて、またレベルの高い海鮮料理を楽しむことができます。この流浮山は牡蠣の産地としてもよく知られている場所です。
深圳のシーフードレストラン

 香港と陸続きの街、中国の深圳に行くと、上の写真のような海鮮専門の清潔なレストランもいくつかあって、ラマ島や流浮山の価格よりも安く、美味しい海鮮料理を味わうことができます。

 
市場でシーフードを買って安くて美味しい海鮮料理

 でもどうせ深圳まで行くなら、思い切って深圳の蛇口市場に行って、素材を市場で買ったうえで近くのレストランに持ち込むと、実は普通の深圳のレストラン価格の約半額で美味しい海鮮料理を食べることができるのです。一人3,000円も出せば、上のメニューにカニもプラスすることができるでしょう。
 この市場で買って、近くのレストランで調理してもらうという食べ方は香港の屯門市場付近でもできます。屯門市場でもかなり廉価に満足できる海鮮料理を食べられると聞いています。ただ、私は屯門市場に行ったことがありませんので、蛇口市場の例で話を進めていきます。

 深圳・蛇口市場で海鮮料理(香港から行けます)

 蛇口市場でのシーフードを食べた時の価格のからくりの一つに、アルコール類は持ち込み無料という仕組みもあります。香港でワインなどを買って、レストランではビールだけを注文するというスタイルをとるわけです。実は蛇口市場には、香港人もよく食べに来ます。良い素材を安く仕入れられるし、美味しいレストランもあるからです。もちろん、彼らもアルコール類を持ち込みます。
 蛇口市場で海鮮料理を食べたある日のメニューを紹介しながら、香港で海鮮料理を注文する方法を説明していきます。



深圳蛇口市場への行き方


 これから紹介する深圳蛇口(シェコウ)は、香港内の海鮮料理に比べてもはるかに安く海鮮料理を食べられるエリアです。最初に言ってしまうと、このページで食べた海鮮料理は2018年2月に5人で食べたものですが、ワイン代を除いて一人2,000円です。そして、お酒は持ち込み料無料です。ワイン2本と白酒を持ち込み、ビールは店で調達しました。
 行った店は上の写真の阿發海鮮餐庁です。蛇口市場から歩いて1分、蛇口市場から南水路を渡ったところにあります。

深圳・蛇口市場で海鮮料理(香港から行けます)
 
 この価格の種明かしは、市場でシーフード素材を買ってレストランに持ち込むことにあります。だからこそ、新鮮なシーフードを廉価に食べることが可能になるのです。蛇口市場は夕方7時過ぎまで開いていますが、お目当てのシーフードが売り切れてしまっては元も子もないですから、夕方5時か5時半ごろまでには着いておいた方が無難です。
 行き方はこの後説明しますが、そうすると、九龍界隈からなら午後3時くらいまでに出発して深圳・蛇口を目指したら良いと思います。香港から深圳への行き方はいろいろありますが、ここ蛇口市場に行くのであれば、深圳湾のイミグレーション(深圳湾口岸)を通ると良いと思います。

 
 蛇口市場は深圳地下鉄2号線の東角頭駅と水湾駅の間に位置していて、南水歩行街の近くです。香港から行くとMTR西鉄線に乗って天水圍(テンスイワイ)に行き、そこからバスで深圳湾に行き、深圳湾のイミグレーション(深圳湾口岸)を徒歩で通過して中国大陸に入り、深圳湾からタクシーで10分くらい(20元以下)の場所にあります。深圳湾口岸へは元朗や屯門からもバスが出ていますので、香港から行く場合はとにかく深圳湾を目指し、深圳湾の中国側からタクシーに乗ると覚えておけば良いのです。
 上の地図でマークがついている場所が、蛇口市場です。イミグレーションの込み具合にもよりますが、普通は九龍からほぼ2時間程度の所要時間です。(イミグレーションがスムーズだと1時間ちょっとで行けます。)なお、香港に戻る場合、深圳湾口岸は12時まで開いていますが、香港での公共交通の方がなくなってしまいますので、10時半くらいまでには深圳湾に到着するくらいの余裕を持ったスケジュールにしておいた方が安全です。

深圳・蛇口市場で海鮮料理(深圳湾口岸)
 
 深圳は中国です。中国国境を通過し、香港だけでなく成長著しい深圳の街も見て、安くて美味しい海鮮料理を楽しむという欲張りなプランになります。上の写真は深圳湾口岸です。このイミグレーションが香港と深圳の境目です。
 なお、深圳での通貨は人民元です。人民元は香港内でも機械によってはATMで引き出せるようになっています。日本のクレジットカードやデビッドカードを使って一定の金額を予め人民元で持っておいた方が良いでしょう。深圳市内の市場やタクシー、バスでは香港ドルは使用できません。市場周辺のレストランや商店では時々香港ドルでも受け取ってくれる場合があります。但し、人民元の方が香港ドルより高いので、一定の換算レートを乗じた金額を請求されますので承知しておいてください。



 蛇口市場で海鮮料理の素材を買う

深圳・蛇口市場で海鮮料理(香港から行けます)

 蛇口市場へは深圳湾からタクシーで行くことになります。タクシー乗り場は深圳湾のイミグレーションを出てから公共交通乗場方面に歩いていけばすぐに分かります。タクシーに乗ったら蛇口市場と書いた紙を渡せば連れて行ってくれるはずです。
 では、蛇口市場の中を紹介していきましょう。

深圳・蛇口市場で海鮮料理(香港から行けます)

 蛇口市場の中は写真の通りかなり広く、沢山の店が入っています。最初にぐるっと回って新鮮な魚や魚介類を扱っている店を探しましょう。どこで買っても価格は安いです。値切ることもできるのでしょうけれども、私はいつも中国人と一緒に行きますが、彼らも値切りません。値切るほどの価格にならないからです。 
 この市場は深圳の人々が家で食べる素材を買いに行く普通のマーケットです。小売店が集まっている市場です。

深圳・蛇口市場で海鮮料理(香港から行けます)

 上の写真のように価格を表示している店もあります。 驚くような低価格です。一応安全のため、私は生では食べないようにしています。必ず火を入れて調理してもらうようにしています。

深圳・蛇口市場で海鮮料理

 買い方は、個数売りのものと量り売りのものとがあります。上の写真のようにエビなどは量り売りです。量り売りの場合は一斤いくらという価格になります。一斤は500gです。最小単位は半斤、すなわち250gです。この日は5人でしたのでエビは1.5斤にしました。
 個数売りの場合は一個から売ってはくれますが、後でレストランで調理してもらう時は 一斤まで同じ値段ですから、貝やシャコなどは一人二個ずつくらい買っても良いのではないでしょうか。

市場で買ったガルーパ(香港)
 
 この日は5人でしたので、当然、ガルーパ(石斑)も選びます。この日は老虎斑というガルーパとしては中の下くらいのレベルの魚です。まず、魚の種類ごとに1斤当たりの金額を聞き、種類を決めたうえで魚をすくい上げ重さを量ってもらいます。因みにこのガルーパが素材の価格で約70元、日本円にして1,000円ちょっとで、レストランでの加工料は20元しません。これだけ考えても香港の価格の半額以下になる理由が分かります。

ロブスター(香港で海鮮料理)

 もちろん、ロブスターのような高級食材もここ蛇口市場にはあります。日本のレストランではなかなかお目にかかれないような大きなロブスターがたくさん売られています。もちろん生きたままいけすにいますので、その生きの良さに思わず注文したくなってしまいます。

 
ロブスター(香港で海鮮料理)
 
 ロブスターも重さにより価格が決まります。上の写真のように、店先で体重測定です。2018年2月のある日においては、1斤(500g)150~300元くらいでしょうか。これに加工代として一斤あたり20~40元くらいがレストランで必要になります。

深圳・蛇口市場で海鮮料理(海鮮加工)

 カキなんかも売っています。香港のカキはもともと流浮山のカキが有名ですが、流浮山という場所は、深圳湾に来る時に渡る深圳湾大橋の香港側の地名で、深圳湾大橋から下を見るとカキの養殖地が見えます。ここで養殖されたカキが売られているのです。新鮮ですよ。でも、私は生でで食べずに卵焼き(蠣煎)にしてもらいます。ただ、大きい牡蠣を選んでしまうと卵焼き(蠣煎)には適さなくなるので、別料理になってしまいます。


香港西九龍から深圳福田まで、2018年9月に開通した香港新幹線で14分。
福田からここ蛇口まではタクシーで40分くらい、料金は100元ちょっとです。
行き方は上のリンク先ページで確認してください。

 素材を買っていよいよレストランへ

市場でシーフードを買って安くて美味しい海鮮料理

 市場で素材を買ってレストランに持ち込みます。因みにこの日買ったのは、①エビ1.5斤②アワビ5個③特上のホタテ5個④ガルーパ(老虎斑)⑤牡蠣1斤です。
 この日のレストランは阿發海鮮餐庁です。上の写真は阿發海鮮餐庁の店内です。テーブル間隔も広く、ゆったりしています。しかも蛇口市場から歩いて1分もかからない場所(蛇口市場から南水路を渡ってすぐ。南水路に面しています。)にあるのです。
 レストランに着いたら、すぐに素材をスタッフに渡して調理法を相談します。慣れていない方や言葉ができなくても、素材ごとに食べたい料理の中国語名を書いておくとレストランでの注文時に困りません。もちろん写真を見せても大丈夫です。このサイトの広東料理や潮州料理、海鮮料理などのページを見れば中国語名でメニューが書いてありますので参考にしてください。
 こうした店の加工料金は店によって異なりますが、料理の内容次第で単価が決まり、それが一斤単位に決められています。また、ホタテと春雨のニンニク蒸しのように、ホタテは持ち込んだけれども春雨は店の材料を使う場合には+いくらというように細かく決められています。ただ、こんなのいちいちチェックしていられませんから、言われた値段で支払っています。

 

 それではこの日食べた料理の紹介に入ります。
 まず白灼蝦(茹でエビ)です。白灼というのは蒸すだけの単純な料理です。でも、不思議なことに日本ではなかなか食べられない料理なんですね。簡単に作れるし美味しいのに日本では殆ど食べられないは、きっと良い素材がないからではないでしょうか。
 この日食べたエビは少し前まで市場で飛び跳ねていたエビですからとても新鮮で、こういう新鮮なエビだからこそ単純に調理すると素材の良さが分かるのです。白灼蝦(茹でエビ)にするエビは大きなエビでも良いのですが、香港人も深圳人もそして私も小さいエビを好みます。大きいエビはむしろ別の料理にするのです。

香港で食べた鮑(アワビ)の姿蒸

 続いて鮑です。鮑の調理法にはステーキにしたりチーズ焼きにしたりという調理法もよく見かけます。ただ、日本人が最も好むのは、蒸して牡蠣油で味付けるだけというシンプルな調理法です。
香港で食べた鮑(アワビ)
 
 ここ阿發海鮮餐庁は、調理が丁寧で盛り付けもきれいです。安い調理代なのに申し訳ないくらいです。適度にコリコリしていて香りも豊かで美味しくいただけました。

香港で食べるホタテ貝と春雨のニンニク蒸し(蒜蓉粉絲蒸扇貝)
 
 続いて、日本人客には定番のホタテ貝と春雨のニンニク蒸し(蒜蓉粉絲蒸扇貝)です。貝については、同じ調理法で平貝とかを食べたり、マテ貝を食べたりします。

ホタテ貝と春雨のニンニク蒸し(蒜蓉粉絲蒸扇貝)

 この料理は、日本人にはよく合う料理で、よほどニンニクが嫌いだという人以外には私は必ずおすすめしています。 日本ではこんなにニンニクたっぷりに食べてしまうと、帰りの電車や翌日の口臭なども気になりますが、香港や深圳でなら大丈夫です。
 日本で食べると結構高い料金を取られますし、そもそもこういう広東料理の海鮮料理を食べようとすると、よほどの店に行かないとメニューには入っていません。香港に来たなら必ず注文したい海鮮料理の一つです。

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 私は、香港や深圳、広州には仕事や旅行でたびたび行くことがあります。 そんな時に私が使っているのがこのSIMカードです。私のように日本で買ったiPhoneをSIMロック解除していれば、SIMカードを入れ替えるだけで日本の携帯でWEBやSNSにアクセスできるようになります。
 毎回の出張や旅行ごとに買い替えても日本の海外パケットし放題などに比べてはるかに安く済みます。頻繁に行く人にはチャージして使い続けるという方法もあります。SIMカードの入れ替えは簡単ですし、チャージの方法などは同梱されている日本語説明書に丁寧に書いてあります。
 中国聯通香港(チャイナユニコム香港)のSIMカードですから、中国にいるときもフェイスブック、TwitterやYahoo!、Googleにアクセスできることも、このSIMカードの長所です。中国への出張者・旅行者必携のSIMカードです。なお、電話は使えませんのでご注意ください。
 なお、このようにSIMカードを入れ替える際には粘着式SIMカードケースを買うなど、SIMカードをなくさない防止策も忘れないようにしましょう。

メインディッシュのガルーパ(清蒸石斑)

清蒸石斑(ガルーパ)

 この日のメインディッシュであるガルーパ(石斑)が出てきました。清蒸石斑です。この日のガルーパは先ほども紹介した老虎斑です。適度に身が締まっていて美味しいです。ガルーパはいつもこの清蒸という調理法で食べます。ネギやショウガ、醤油、塩などで味付けし蒸しあげたものです。比較的簡単な料理にも思えるのですが、日本ではクエをこんな調理法で出してくれる店がほとんどありません。そういう意味でも香港に来たなら必食のメニューなのです。

清蒸石斑(ガルーパ)のスープはご飯に会う

 ガルーパはもちろん、そのまま食べても美味しいです。ですけれども私が好きなのは白いご飯にスープごとかけて食べる方法です。これが意外に日本人受けするのです。さきほど清蒸石斑の調理法を書きましたが、ここでできるスープが美味しいのです。上の写真のようにガルーパをご飯に乗せてさらにスープをかけるのです。

香港のシーフード、牡蠣

 ご飯を食べる時にガルーパだけでもちょっと寂しいので、今日は大粒の牡蠣を揚げてもらっています。牡蠣を買う時に大粒の牡蠣を買ってしまい玉子焼き風にできなかったので急遽メニューを変更したのです。
 他にガチョウのローストとか鳩の丸焼きローストなども注文しようと思ったのですが、誰もがお腹いっぱいになってしまっていたので、この日はローストはなしです。蛇口市場では徳記で美味しいローストを食べています。ここ阿發や香港の海鮮レストランでも同じようにローストを注文できますので参考にしてください。日本人はとかく仕上げに炒飯とか焼きそばとかを食べたがりますが、それよりも白いご飯でおかずを摂ることをおすすめします。もちろん、炒飯や焼きそばもありますけど。

海鮮レストランで食べた野菜料理
 
 以上が市場で買ったシーフード素材をどう調理したかの説明です。シーフードを食べに来たからと言ってシーフードだけ食べていたら、食が進まなくなってしまいます。そこで、野菜料理や肉料理なども少し加えると良いと思います。それらはそれぞれのお店のメニューから選ぶことになります。メニューの内容は店によって異なります。
 上の写真はキュウリのニンニク味です。

通菜のニンニク炒め
 
 香港で最もポピュラーな野菜料理は菜心や通菜といって空心菜を炒めた料理で、味付けをニンニク味にしたり醤油味にしたり選べます。
 注文する料理の数ですが、香港では一般的に「人数+1」の数が適切と言われています。この日は、シーフード5品と野菜2品ですから、まあまあ適切な範囲と言えます。

アルコール持ち込み無料
 
 たびたび紹介しているアルコール持ち込み料無料の件ですが、この日は赤白のワインと白酒を持ち込んでいます。ワインの栓もレストランの人が抜いてくれます。
 因みに香港はアルコール無税ですからワインは大変安く手に入ります。一方、深圳はワインの人気が高くワインはバブルのような価格になっています。しかも、赤ワインが殆どでシーフードを食べる時は白ワインが良いと思っても、現地では白ワインが手に入りません。ご参考まで。

反沙芋頭は潮州のデザート

 深圳のレストランの欠点は、デザートメニューに華やかさがないことでしょうか。ここ阿發海鮮餐庁はまだ良い方で、いくつかデザートがあります。この日選択したのは、上の写真にある潮州小吃の一つ、反沙芋頭といって里芋のデザートです。香港ではあまり見かけないデザートかもしれません。ここ阿發海鮮餐庁は潮州料理系のレストランなので、メニューに入っていたデザートです。甘いですからお茶をもらってお茶を飲みながらいただくと良いと思います。

 一つの例として海鮮料理のメニューの組み立てなどを説明しましたが、大体理解できると思います。ここに書いてあるメニューで注文すれば、よほどの通以外の方は満足できる海鮮料理を楽しめると思います。

 ロブスターも気軽に食べられます

 
 もっと高級食材も紹介しろという声が聞こえそうなので、ロブスターについてお話しします。香港や深圳のあたりでロブスターを食べる時は、次のような調理パターンがあります。
1.ロブスターのニンニク蒸し(蒜蓉蒸龍蝦)
2.ロブスターと春雨のニンニク蒸し(蒜蓉粉丝蒸龍蝦)
3.ロブスターのネギ生姜炒め(姜葱炒龍蝦)
4.ロブスターのニンニクチーズ焼き(蒜蓉芝士焗龍蝦)
5.ロブスターのニンニク焼き(蒜蓉焗烤龍蝦)
そして、ニンニク蒸しやニンニクチーズ焼きではロブスターの下に伊麺というという麺も一緒に入れて出すパターンもあります。

ロブスターのニンニク蒸し(香港)
 
 ロブスターを食べさせてくれるレストランでは、これらのどの調理法も選べるはずです。ロブスターを食べようとしたとき、日本人だと見られると必ずすすめられるのがニンニクチーズ焼きです。見た目の華やかさがあるからなのか、日本人観光客はこの調理法が好きです。でも、これですと味付けが濃いので本当のロブスターの味を味わえないという点もあるし、新鮮でなくても味をごまかされるという点もあって、最近の私はチーズは使わない調理法を選んでいます。
 ということで、これらの調理法の中での私のおすすめはロブスターのニンニク蒸し(蒜蓉蒸龍蝦)です。もし香港や深圳でロブスターを食べる機会があればぜひお試しください。


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