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咬不得高祖生煎の生煎包-杭州のグルメ


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 杭州で有名な生煎包チェーン店

 
 
 杭州のB級グルメでおすすめの店を聞かれたら、第一に挙げたいのが知味観の小籠包、次がここ咬不得高祖生煎の生煎包です。チェーン店ですが、咬不得高祖生煎の生煎包は意外に美味しいB級グルメです。杭州市内で20店舗以上を有するチェーン店ですから、杭州を歩いていると何回か目にするお店です。
 杭州でちょっとお腹がすいたときとか、人によっては朝食に、この店は利用価値のあるお店だと思います。


 咬不得高祖生煎の自慢料理は、もちろん生煎包です。日本では、生煎包は焼き小籠包などと言われることもありますが、見た目はそうかもしれないですけど、全然違います。
 生煎包は中にスープが入っているという店では小籠包に似ていますが、中身は全く違います。生煎包の焼き方は日本の焼餃子に似ています。大きな鉄板の上で下側を焼いたうえで、蓋をして蒸し焼きにします。底が焦げて硬くなってもいけないし、ぐんにゃりしてしまうともっといけません。だから、生煎包の場合はお客さんが焼け具合を見てその場で買えるように、店先で焼いて焼け具合を見せていることが多いのです。
 そして、かなりアツアツの状態で食べることになります。一般的に生煎包の場合は小籠包よりもスープの量が多いので、小籠包でもやけどしそうな人は生煎包を食べるときは気をつけて食べなければなりません。美味しいスープもこぼさずに食べましょう。
 ここ咬不得高祖生煎でも、できたての生煎包が店の入口で焼かれています。焼き立てだから美味しいです。

 この咬不得高祖生煎で朝食としておすすめなのは、ピータンと豚肉の粥(皮蛋瘦肉粥)です。当然ですが、これに生煎包を追加します。胃にも優しいし、朝食らしいメニューになります。ところが、私がこの日注文したのは、拌麺という和えそばです。決しておいしくないわけではないですが、あまり一般的ではありません。この日は散歩しすぎてお腹がすきすぎたものですから、ちょっとボリュームの多そうなものということで注文してしまったのです。
 この咬不得高祖生煎では、朝なら生煎包プラスピータンと豚肉の粥(皮蛋瘦肉粥)、昼飯なら生煎包を豚肉だけではなくてエビ入りとか蟹入りとかも注文して生煎包づくしにするというのもいいですし、生煎包プラス片儿川(杭州ラーメン)にする手もあります。


 この日行った咬不得高祖生煎は岳王廟店で、曲院風荷への蓮の花見物の散歩帰りに寄ったものです。曲院風荷の入口にある商店街の中に店を構えています。


 曲院風荷の蓮の花です。きれいですね。
 杭州での蓮の花の見ごろは、6月から7月です。この時期に杭州に行ったら、朝8時くらいまでの間に蓮の花の見どころを回ってみると良いと思います。蓮の花が最も華やかに咲くのは、夜明けから朝8時くらいまでです。
 散歩が終わったら、ぜひ咬不得高祖生煎の生煎包を楽しんでみてください。





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