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 朝の西湖は、地元の人々の生活と触れ合うことができる貴重な時間です。朝私が散策するエリアは柳浪聞鶯から白堤くらいまでですが、太極拳をしている人、剣や扇子を使って太極拳をしている人、ダンスを楽しむ人、ただ散歩する人や四方山話をするために集まる人など、本当に沢山の地元の人々が集まってきます。
アジアへの旅というのは、勿論、名所旧跡を訪ねる旅もありますが、やはりその地その地の人々の生活に触れ合う旅も印象に残り、良いものです。風光明媚な西湖を見ながら、朝の杭州人の生活を見てみましょう。


 杭州の人々は、夏ですと、大体6時半くらいから集まり始めます。7時にもなると、湖畔は大変な賑わいになります。でも集まってくるのは中高年の人以上で、特に年配の人が多いです。逆に、小さな子供も時々います。逆に若い人たちはあまり見かけません。最近は、杭州の夜も延々と続くようになり、朝起きられないのかも知れませんね。
この集団では、珍しく若い人も混じって太極拳をしていました。


 見事な太極拳です。こういう人たちが、西湖の湖畔には沢山いるのです。また、こうした熟練者に混じって、まだまだ型ができていない練習中の人たちも沢山見かけます。


 この女性も気合が入った太極拳を見せてくれます。身に着けているウェアもいいですが、なかなかのキャリアを感じさせる太極拳です。


 若い人たちがストレッチを始めました。彼女らはこれから太極拳を始めるところなのでしょう。色とりどりの若々しい色のウェアが若者らしさを感じさせます。




 人々がダンスをしています。この時間に西湖の湖畔を歩くと、ダンスや太極拳のための音楽があちこちから大音声で聞こえてきます。ここの人たちも音楽に合わせてダンスしているのですが、それぞれの様子を見ていると、動きはバラバラです。そうなんです。バラバラなんです。それはそれで良いのです。楽しければ良いのです。


 六公園から白堤に向かって歩いていくと、道路に大きな筆で字を書くおじさんがいます。大きな筆にバケツの水を含ませて、字を書いているのです。写真のおじさん以外にも、何人かのおじさんを見かけます。皆さん、なかなか達筆です。西湖湖畔に沿って続く歩道に延々と彼の書いた文字が続いています。


 このおじさんが大きな筆で道路に書いた文字です。
 「不知細叶誰裁出 二月〜」というように読めますね。素晴らしく達筆です。


 一方では、西湖に面したベンチに座って、四方山話に興じる人たちもいます。風光明媚な西湖と公園の美しい花々に囲まれての四方山話は、さぞ弾むことでしょう。ここ杭州は、心豊かに暮らせる街ですね。


 ここは、湖畔にある喫茶店のテーブル席です。喫茶店の開店にはまだ時間があるので、この特等席もまた、四方山話をする人たちに占領されてしまいます。私も6時過ぎに西湖に来て、この席に座って西湖の朝の風景を楽しんでいたのですが、この後、このテーブル席はあっという間に一杯になってしまいました。



 

 観光客風の中国人女性が二人。朝の西湖には、観光客は昼間ほど一杯いません。圧倒的に地元の人が多いようです。
 思い思いに太極拳やストレッチをしている人たちは、地元の方なのでしょう。
 

 私の朝の散策は、柳浪聞鶯あたりからはじめます。この写真は柳浪聞鶯の周辺です。このあたりではあまり太極拳やダンスをしている人は少なく、専ら散策をする人々に出会えます。夏の杭州は大変暑いですから、こうした朝の時間を有効に使って散歩することも夏の西湖を楽しむ一つの方法です。歩き疲れたら湖畔のベンチでちょっと休んで、西湖の静寂に身を任せる。心の豊かさを感じる時間です。
 今度は、柳浪聞鶯から白提まで、順に西湖の風景を紹介していきましょう。


 柳浪聞鶯から西湖天地を通って、六公園のあたりに来ました。この周辺は、太極拳やダンスをする人が多いエリアです。
 そこから見る西湖と白提方面です。山の上の塔は保俶塔です。

 
 六公園から白堤に向かって歩き、道路に大きな筆で字を書くおじさんの文字を鑑賞して、さらに進むと、白堤に続く断橋に着きます。この写真は、断橋のあたりから撮影したものです。
 手前が断橋で、山の上に呉山天風の建物が見えます。


 断橋の脇にある休憩所に人が沢山集まっています。建物右のわずかなスペースでは、時々年配の人たちが音楽にあわせてフォークダンスをします。今、休憩所では、楽しそうな会話が弾み座る場所もないのですが、フォークダンスが始まれば座れるようになります。私もその時にこの休憩所で一休みします。


 この写真だけだと何をしているか分からないのですが、実はダンスの最中です。娘がお母さんにステップを教えながら踊っているところです。このように、朝ダンスをして体を動かすことが中国の健康法の一つです。私もこのダンスの輪に入ろうといつも思っているのですが、なかなか声をかけられません。
 ダンスをしたり、新聞をゆっくりと読んだり、あるいは夫婦で会話を楽しんだりで、それぞれが思い思いの朝の時間を楽しんでいます。豊かさを感じさせる杭州の朝です。


 断橋から白堤を歩き、西冷印社の手前のあたりの風景です。西湖の夏は蓮の花が綺麗ですが、とりわけ綺麗なのは、場所で言えば孤山にある西冷印社の裏手でしょうか。また、時間で言えば、間違いなく朝だと思います。一面に広がる蓮の花は見事と言うしかありません。
 蓮の花は、本当に美しくて心の休まる花ですね。


 平湖秋月から蘇堤方面を見たところです。ちょうど小舟が来ましたので小舟も入れて写真を撮りました。柳の植わっているところが蘇提です。蘇提の向こうにはまだ西湖が広がっています。
 まだ朝ですから、背景の山も綺麗ですね。西湖という湖は、その東側を除くと、いずれも山に囲まれています。山に囲まれているからこそ、一つの完結した風景として美しさを感じさせるのです。


 また、六公園のバス停まで戻ってきました。もう、通勤時間帯も始まりました。バスが次から次へとバス停に到着し、通勤自転車の台数も増えてきました。陽射しも強くなってきて、また暑い夏の杭州の一日が始まります。

 
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