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アジア写真帳(杭州)−西湖の遊覧船で行く三潭印月


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 「三潭印月」は「西湖十景」の一つで、西湖に浮かぶ最大の島、小瀛州にあります。その名の通り、月の出ているときが見所なのですが、私が訪れたのは昼間ですので、三潭印月を見に行ったというよりも、西湖を船で遊覧したということなのでしょう。


 「三潭印月」のある小瀛州には、西湖の遊覧船で行きます。遊覧船は西湖のあちこちから出ています。私は湖浜公園にある船着場から乗りましたが、どこから乗っても同じ値段で、途中、湖心亭といわれる島に立ち寄り、その後小瀛州に向かいます。小瀛州からの帰りは、乗ったところに帰らなければならないといったことはないので、たとえば、湖浜公園から乗って花港公園に戻るといったことも可能です。
 写真は遊覧船の乗り場です。入口のことをこのように書きます。写真のお姉さんは切符係かと思っていましたら、一緒に船に乗ってきて、「右に見えるのは○○で‥‥」などと、なんとガイドをしていました。あまりに早口なので、全く聞き取れませんでした。


 遊覧船からの景色です。山の上に見えるのは、「呉山天風」といわれる城隍閣です。城隍閣の建つ呉山は標高95mのようですが、この城隍閣からの西湖、杭州市街の眺めは抜群だといわれています。
 なお、呉山のふもとには清河坊(河坊街)といわれる歴史を感じさせる商店街があります。


 小瀛州の島内案内図です。島といっても中が繰り抜いてある島なんですね。湖の中に作った人工の島なんだそうですが、島の中には見るべきものはありません。やはりハイライトは「三潭印月」ということになります。




 「三潭印月」とは、湖に三つの燈篭を立て、中秋の名月の日にこの燈篭に火が灯され、月の光と燈篭の光で、湖面が金色に光り輝く様から来ています。したがって、昼間来ると、単に湖に燈篭が建っているだけの風景になってしまいます。が、確かにこの風景の中で、湖面が金色に輝いたらさぞかし美しいだろうと想像することはできます。一度は見てみたいものです。


 三潭印月の燈篭と雷峰塔です。月の光と燈篭の光で、湖面が金色に光り輝く時、雷峰塔もその薄明かりの中で神秘的な雰囲気を醸し出すのでしょうね。
やはり、中秋の名月の日に、杭州に来ないといけません。


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