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アジア写真帳(アンコールワット)             アンコール遺跡の観光とグルメを紹介しています。 

         アプサラダンス(シェムリアップ・クーレン)

 アプサラダンスはカンボジアの伝統的な宮廷舞踊です。豪華絢爛な衣装、妖艶な身のこなし、そしてしなやかな手の動きがアプサラダンスの特徴です。シェムリアップに来たら、アプサラダンスショーを一度は見たいものです。

シェムリアップのアプサラダンスショーは必見

アプサラダンスショーのクーレンⅡ

 シェムリアップはアンコールワットやバイヨンをはじめとしたアンコール遺跡観光の拠点です。1年中暑いこのアンコール遺跡観光は、若い人でも結構疲れます。そんな夜は美味しいお酒を飲んで美味しいものを食べてなどと思いますが、正直言ってシェムリアップには大して美味しい料理はありません。美味しくない料理しかないということではなく、シェムリアップでしか食べられないとっておきの料理というものはないということです。
 でも、そんな夜の時間を楽しませてくれるショーがあります。それがアプサラダンスショーです。アプサラダンスショーは、このページ紹介するクーレンⅡをはじめ、アマゾン・アンコール、テンプル・クラブといったレストランや、一部の超高級ホテルで見ることができます。

 
シェムリアップ、クーレンⅡ付近

 今回私がクーレンⅡを選んだのは、シェムリアップの目抜き通りであるシヴォタ通りのラッキースーパーマーケットの向かいにあって、場所が大変わかりやすく、私の宿泊しているホテルにも近いということもありますが、地元のカンボジアの友人の話では、テンプルクラブの踊り子たちはまだ未熟なので別の店の方がベターだというアドバイスがあったからです。
 実は、料理を考えるとパブストリートにあるテンプルクラブの方が良さそうだったのです。クーレンⅡは、上の写真にある通り、アプサラダンス・ディナーショーとなっていますが、確かに食事はあるもののビュッフェ方式ですから、私のホテルの朝食の方がまだマシです。ですから、アプサラダンスショーに行く時は、食事は期待しないで、純粋にアプサラダンスショーを楽しみに行きましょう。

アプサラダンスショー(シェムリアップ・クーレンⅡ)

 アプサラダンスはカンボジアの伝統的な宮廷舞踊です。豪華絢爛な衣装、妖艶な身のこなし、そしてしなやかな手の動きが特徴です。実は見る前は、アプサラダンスショーにはあまり期待していなかったのですが、見てみるとなかなか魅力的で、クメール文化の華やかさや美意識といったものが強く感じられました。シェムリアップに来たら、アプサラダンスショーは必見です。
 実は今回初めてアプサラダンスショーを見に行ったのですが、全然期待していませんでした。一眼レフカメラをホテルの部屋においてコンパクトデジカメしか持っていかなかったほどです。これは今回の大きな反省です。今、大変後悔しています。
 コンパクトデジカメですので、写真が綺麗に撮れていません。次回のアンコール観光時には、再度アプサラダンスショーを見て、写真を撮り直さなければならないと思っています。

アプサラダンスショー(シェムリアップ・クーレンⅡ)

 クーレンⅡは、カンボジア人の友人の推薦でもありましたが、アプサラダンスショーに関しては内容は良いと思いますので、次回もこのクーレン2に来ようかと思っています。
 ここで大切な注意です。このクーレンⅡは予約が必要です。実は、今回は当日の昼過ぎに予約を入れました。お陰様で前の方の席を確保できましたけれども、ちょっと端っこの方でした。もっと良い席を確保しようと思ったら、前日とか前々日に予約した方が良いのかも知れません。クーレンⅡは1,000人くらいは入れそうな大きなレストランです。後ろの方からだと、ステージはかなり遠くなってしまいます。私の席からでも前の人の頭がちょっと邪魔でした。



 アプサラダンスショー

アプサラダンスではしなやかな指の動きがポイント(シェムリアップ・クーレンⅡ)

 ということで、写真を撮影するときはステージの横に行ってシャッターを切りましたので、正面からの写真が少なくなってしまいました。一眼レフをホテルの部屋に撮りに帰りたいくらいでした。
 それでも、上の写真にある通り、雰囲気だけはお伝えできると思います。

アプサラダンスショー(シェムリアップ・クーレンⅡ)

 このあたりの写真をご覧いただけると分かるのですが、ダンサーたちが着ている衣装はまさに豪華絢爛です。そして、指や手の動きがしなやかです。そして、腰をちょっと引いたような独特の身のこなしをします。まさに妖艶なダンスです。

アプサラダンスショー(シェムリアップ・クーレンⅡ)

 上の写真はかなりアップテンポに動いているときのものです。衣装の下で分かりづらいのですが、このあたりの腰の動きやひざの使い方に動きの特徴が見えます。脚が短いのかと思いきや、長い脚を膝で折るとともに背筋を伸ばしているので、そのように見えるだけなのです。
 そして、どんなに激しく動いていても指や手に表情があるのがアプサラダンスの特徴です。

アプサラダンス(シェムリアップ・クーレンⅡ)
 
 目は正面を見据え、指の動きは左右不対象、背筋はピシっと伸ばす。決して簡単ではないダンスです。さすがにクメール王朝の宮廷舞踊だけのことはあります。
 この素晴らしいアプサラダンスは、ポルポト時代、すなわち1970年代の内戦の時代には、共産主義のもと、堕落した文化とみなされ迫害を受け、多数の優れた踊り子たちが処刑されたりしました。アプサラダンスの伝統はこの時代に殆ど潰えそうになったとも聞いています。これは、中国の文化大革命の時代に、紅衛兵が中国の文化遺産を破壊し文化人を迫害した行為に近似しています。その後、内戦が終結し、1990年ごろから、再度アプサラダンサーの養成が始まり、今に至っているのだそうです。

アプサラダンス(シェムリアップ・クーレンⅡ)

 ダンサーを見ても若い人ばかりです。カンボジアの、すなわちクメール文化の伝統を後世に残すために頑張っている姿にも感動します。
 ここクーレンⅡのアプサラダンスショーでは、今回紹介しているアプサラダンス以外にも、農村や漁村の若者たちの出会いや恋愛をテーマにしたダンスも披露されます。そちらのダンスもストーリー性があったりコミカルな面があったりして興味深いものですが、私としてはやはり伝統的なアブサラダンスから感じられるクメール文化の伝統美に惹かれてしまいます。

 
アプサラダンスショー(シェムリアップ・クーレンⅡ)
 
 日中にアンコール遺跡で見たデバターの姿を重ね合わせながらこのアプサラダンスショーを見ていると、遠い過去、12世紀のクメール王朝の時代の華やかさを感じるのは私だけではないと思います。
 アンコール遺跡観光の夜は、シェムリアップのアプサラダンスショーをおすすめします。

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シェムリアップのグルメ
アジア写真帳(アンコールワット)


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 アプサラダンス(クーレンⅡ)

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