杭州は中国浙江省の省都で、人口約650万人、うち市街地区の人口約400万人を有する大都市です。上海から151kmの位置にあり、長江デルタ地域の中心都市のひとつです。西湖を中心とした風光明媚な街ですが、越や宋の時代には都が置かれた歴史的な街でもあります。
杭州観光の目玉は何と言っても西湖でしょう。杭州の街は西湖の東側に開けていますが、西湖という湖は、その東側を除くと、いずれも山に囲まれています。山に囲まれているからこそ、一つの完結した風景として私たちの目に入ってきますし、そんなに大きすぎない愛着の湧く風景になるのではないでしょうか。 アジアへの旅に関する本を探すなら
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杭州の楽しみ方 |
杭州を一言で言うと、本当に美しい街です。上海や蘇州などとあわせた旅にして二日間くらいで通過してしまうには、あまりにも惜しい街だと思います。ゆっくりと街の良さを感じるためには一週間、少なくとも5日くらいの時間が欲しいところです。
西湖周辺の風光明媚な場所を散策したり、霊隠寺やお茶で有名な龍井まで足を伸ばしたり、あるいは、解放路周辺や清河坊の店を冷やかしたりするだけでも、3・4日はかかります。しかしながら、本当の杭州の良さというのは、西湖周辺の柳の下で、本を読んだり何もせずぼーっとしていたりして過ごすところにあるのではないかと思っています。また、茶室でゆったりとお茶を楽しむのも杭州の楽しみ方の一つだと思います。そういうわけで、可能な限りゆったりとしたスケジュールで楽しんでもらいたい街だと思います。
食事は、杭州料理といって中国八大料理といわれる由緒正しい料理が中心になります。日本ではあまり食べ慣れない味が多いかもしれません。日本でも有名な料理は東坡肉(トンポウロウ)くらいでしょうか。広東料理と比べると、脂っこいですね。私は嫌いではないですが、もし、杭州料理が口に合わないと思ったら、広東料理の店に行くとか、市内各地にある日本料理の店に行くとか、選択肢はあります。
また、杭州でぜひチャレンジしてもらいたいものが、足浴(足マッサージ)です。市内のあちこちにお店があります。私が行ったのは[女册]娜娜という大型店でしたが、実は市内の二つの支店に行ったのですが、いずれも広くて衛生的な店でした。足浴の内容については、ここを参照してください。05年8月のときは、1時間半で98元でした。この内容でこの値段は大満足間違いなしです。日本語、英語ともに通じませんが、「マッサージ」という単語だけは通じます。なお、店舗情報については、杭州ナビを参照してください。
日本人観光客が困るのは、日本語がほとんど通じないことでしょうか。日本語どころか街では英語もほとんど通じません。地下鉄はまだないので、バスやタクシーでの移動ということになりますが、現地に着いたらすぐに杭州市の地図を買うなりして、主要スポットの位置関係を最初に頭に入れて行動を開始するのが良いでしょう。杭州市の地図にはバスの路線図もついていますので、効率的な動き方を考えると良いでしょう。
日本からの直行便で杭州に入り、杭州から直行便で帰ることを想定すれば、次のようなスケジュールが良いのではないでしょうか。これを基本に、街の散策、買い物や足浴(足マッサージ)を適宜入れたり、朝は必ず西湖湖畔の散歩をするなどして雰囲気を楽しめば、杭州の旅は忘れられない思い出になるでしょう。
| 主たる行き先 | 観光のポイント | |
|---|---|---|
| 一日目 | 柳浪聞鶯周辺 雷峰夕照 |
柳の下で西湖からの風に吹かれる。 雷峰塔から西湖の全景を見て、位置関係を把握する。 |
| 二日目 | 白堤から曲院風荷 西湖遊覧 |
途中、平湖秋月や岳廟にも寄る。 湖上からの風景を楽しむ。 |
| 三日目 | 杭州の周辺部 | 霊院寺、龍井、六和塔などに足を伸ばす。 |
| 四日目 | 西湖西側 | 茅家埠や郭荘周辺を散策。 曙光路の茶室にもぜひ寄りたい。 |
| 五日目 | 予備日 | 午前中だけなので、行きそびれた所や再度行きたい所を回る。 |
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