江西省とは |
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| 江西料理や江西省と言っても、いずれも日本人には馴染みの少ない名前ですから、まずどこにあるか場所から説明しましょう。上の地図が江西省ですが、省都は人口600万人強の南昌市です。私が行ったことがあるのは人口900万人の赣州(かんしゅう)市で、江西省では最大の都市です。地図では下の方(広東省寄り)にあります。 地図で見ると分かりづらいですが、江西省の面積は北海道の約2倍あって、結構広いです。南は広東省に接し、深圳から新幹線で約2時間くらいですから、デジタルなど新技術の中心地、深圳の衛星都市的な位置づけになりつつあります。 西が激辛の湖南省に接していて、グルメについては湖南省の影響を受け、スパイシーな料理が少なくありません。湖南省ほどではありませんが、日本人の激辛好きの人には人気が出そうなメニューがたくさんあります。 |
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| 赣州はオレンジの産地としても有名で、私もよく宅配で1箱赣州オレンジを購入します。中国では宅配配達料が安いので、赣州に行ったからといって持って帰るなんてことはしません。 |
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| 宅配で買った赣州オレンジ。1箱5KGで、配送料込みで1000円しません。800円くらいですね。それでいて、結構甘いのです。中国はフルーツが安いです。 |
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| 赣州は中国の他の大都市と同様に、旧市街が城壁に囲まれていて、中国の時代劇を見ているかのようです。今の街は城壁外に広がっていて、30階建て以上の高層マンションが立ち並んでいます。 赣州の旅行記は、別途時間がある時にアップします。 |
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| 旧市街に隣接している宋城公園そばの古浮橋一帯は昔の赣州の風情を残していて心が和みます。観光地としての魅力は少ない赣州市ですが、ここは私が気に入っているスポットです。 |
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江西米粉(うどん)と焼きそば |
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| 日本にいたころから私は焼きそばが好きでしたが、中国の中で最も気に入っている焼きそばの一つが江西焼きそばです。そばに卵やもやしなどを絡めて、いっぱいの唐辛子で味付けします。多くの店では、宅配注文する時も含めて、唐辛子の量を調整できるようになっています。上の写真は量を多めにしている写真です。 玉子で甘く味付けられていますが、このくらい唐辛子が入るとスパイシーな味わいになります。食後は軽く汗が出て口の中がヒリヒリしてきます。 |
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| 深圳の街を歩くと、実に多くの江西米粉(ビーフン)の店を見つけます。どこも小さくて、あまり豪華な店ではありません。私も深圳に来たばかりの頃はいつも通り過ぎていたジャンルの店の一つでしたが、当社社員が辛いもの好きな私を連れてきてくれて、以来、江西米粉にハマってしまったのです。 |
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| 深圳にある江西米粉の店で最も多く見かけるのは拌粉君でしょうか。恐らく100店以上はあるでしょう。お皿に名前が少し見えています。 拌粉の「粉」はうどんを意味していて、米粉(ビーフン)のことです。日本でビーフンというとケンミンビーフンのような極細のものを思い起こしがちですが、中国のビーフンはむしろ日本のうどんに近く、太さも様々です。 そして拌粉というのは、スープなしの混ぜうどんという意味です。日本でも最近は混ぜそばを見かけるようになりましたが、混ぜそばは拌面(麺)で混ぜうどんは拌粉です。 上の写真は拌粉で、江西省省都の南昌拌粉は中国でも有名な拌粉です。これも辣椒を入れて辛くして食べます。 |
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| 以上の説明で想像がつくと思いますが、江西焼きそばと言っているのは中国語では「炒粉」で、焼きビーフンというか焼うどんなのです。 お店で食べる時は、予め注文時に辣椒を大盛で注文することもあるし、上の写真のようにデフォルトの量で注文して、自分で好きなだけ辣椒を加えるということもあります。 とにかく辛いスープなしの麺類を食べたいと思えば、私は江西米粉の店に入っています。因みに、スープ入りのラーメンということであれば、辛いラーメンなら重慶小麺か襄陽牛肉麺、辛さは劣るけれども蘭州牛肉麺あたりに行くようにしています。 |
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| 話を江西米粉に戻しましょう。 江西人に話を聞くと、江西米粉を食べる時は江西のスープをセットで食べるのが通だと聞きます。瓦罐湯と言って、大きな壺の中で作るスープがセットとして欠かせないというのです。 上の写真はそうした瓦罐湯の一つで、鸡蛋肉饼湯(玉子と挽肉餅のスープ)です。南昌鸡蛋肉饼湯と言われることも多いです。辛い拌粉や焼きそばに実によく合います。 |
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| 緑豆沙です。江西焼きそばを激辛にして食べると口の中がヒリヒリするので、私はデザートとして甘い緑豆沙を注文しています。冷たくして出してくれる店もありますが、常温で出してくる店が多いです。 周りの中国人で緑豆沙を食べている人を見ると、私のように食後に食べているのではなく、拌粉や焼きそばを食べながら、合間に緑豆沙を食べています。辛さを中和するために相互に食べるのであれば、確かに常温の方が食べやすいかも知れませんね。と思いつつも、私が緑豆沙を食べるのはいつも食後です。 |
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江西省赣州市のグルメ |
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| 深圳で江西米粉を食べていると、やはり本場に食べに行きたくなります。本来であれば南昌まで行くべきでしょうが、手を抜いて深圳に近い赣州に出かけてみました。 写真は朝食を食べた江西米粉の店です。 |
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| 店先で注文して、外のテーブルで食べる形式です。この日は南昌米粉の拌粉(混ぜうどん)と豆腐をいただきました。 |
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| 南昌米粉の拌粉(混ぜうどん)。刻んだ野菜と漬物だけを乗せたシンプルな米粉に、自分の好みで辣椒を加えます。本場の江西米粉は作りたてて美味しいですよ。深圳で食べるより美味しく感じられます。 |
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| こちらは赣州でランチタイムに食べたスープ入りの南昌米粉。私の好みでは、やはりスープなしの拌粉の方が好きですね。 |
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| 深圳の江西米粉店との違いが大きいのは瓦罐湯です。深圳でもよく食べる鸡蛋肉饼湯(玉子と挽肉餅のスープ)ですが、玉子がウズラ玉子でスープのコクが違います。 もちろん、米粉も本場の方が美味しいとは思いますが、スープの味の違いが印象的です。江西の瓦罐湯の人気が高いのも、これを飲むと確かにうなずけます。 |
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| この日の夕食は江西の家庭料理の店に来ました。並べられている料理から食べたいものを選ぶ店ですが、選んでみたら日本の居酒屋にでも来た感じの皿ばかりになってしまいました。でも、全体的に並んでいる料理は、どれもアットオームなものばかりで、日本人にとっては食べやすいものばかりでした。 赣州のグルメについては、赣州の観光とあわせて、時間がある時にまた別途紹介します。 |
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スパイシーな江西料理は美味い |
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| ここからは深圳で食べた江西料理レストランでのグルメを紹介します。深圳でもここ数年、江西料理店が増えてきていてお洒落な江西料理店もいくつか開店しました。湖南省に隣接していて湖南料理(湘菜)に通じる激辛料理も少なくない江西料理をいくつか紹介します。 まず、萍郷小炒肉です。萍郷は江西省西部(上の地図では湖南省の隣)の都市の名前で、萍郷発祥の料理です。豚こま切れ肉と野菜を蒸篭で蒸す料理です。赤唐辛子がふんだんに使われていて、まるで湖南料理のように大変スパイシーです。 |
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| 豚肉とジャガイモ煮。ジャガイモ煮だから甘いだろうと思って注文したメニューですが、意外にも赤唐辛子が多く使われていて、程よくスパイシーでした。 |
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| 会社の近くにある江西料理店で夕食の一人飯の様子です。上の二品だと栄養が偏るので、湖南料理の時もそうなのですが、できるだけ野菜も注文してバランスを取っています。他の料理の辛さを中和したいという気持ちもあります。 |
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| これは、会社からもう少し離れたところにある別の江西料理店での夕食一人飯です。この日も野菜を取ってます。一人にしては食い過ぎですが、栄養バランスには気をつけています。 |
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| この日も萍郷小炒肉を注文しています。この店では赤唐辛子を細かく刻んで入れていて、こっちの店の方が辛いですね。美味くて箸が停まらないし、額からの汗や鼻水が止まりません。感動しました。萍郷小炒肉を食べると、ご飯が進んでしまいます。 |
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| 萝卜炒牛肉(牛肉と大根細切り炒め)です。これもほど良い辛さで食べやすい料理です。中華料理ではよくありそうなメニューですが、家庭料理すぎて実はあまりレストランでは見かけません。家庭の味みたいでホッとする味です。 |
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| 玉子豆腐です。これは江西料理や湖南料理とかを食べる時に口の中を中和するメニューとして、私がよく注文するメニューです。この日は、これ以外に上で紹介した野菜も注文しています。大好きな辛い料理をたくさん食べながらも、栄養バランスの良い食事になりました。 |
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アジアグルメ図鑑(深圳)
目次
深圳のグルメ
本格的な中華料理
<広東料理・潮州料理>
深圳蛇口市場で海鮮料理
深圳で食べる潮州料理
深圳の郷里頭鵝肉飯店
潮州砂鍋粥
広東料理の老舗、春満園
唐宮では朝は飲茶、夜は海鮮
深圳で食べる順徳料理
行きつけの店で広東料理
<中国江南料理>
冶春茶社の揚州点心
上海料理の江南厨子で上海蟹
杭州料理の外婆家
<湖南料理・四川料理>
深圳で湖南料理
深圳の缪氏川菜(四川)
深圳の俏江南で本格四川料理
激辛好きなら重慶火鍋
荊州料理も意外に美味い
江西粉、江西焼きそばと江西料理
おすすめ飲茶店(深圳)
広州式飲茶の蘩楼
広東料理の老舗、春満園の飲茶
唐宮では朝は飲茶、夜は海鮮
東江海輝酒楼(行きつけの店)
深圳のワゴン式飲茶、華洋酒楼
グルメ評論家、蔡澜でお洒落な飲茶
広州式飲茶の点都徳
羅湖での人気飲茶は丹桂軒
(閉店した店)
深圳金都酒楼の伝統的な飲茶
深圳のラーメン
深圳の美味しいラーメン
深圳の蘭州牛肉麺
激辛襄陽牛肉麺
辛い、美味い、重慶小麺
松鶴楼の美味しい蘇州麺
辛くして食べたい湖南粉
深圳のB級グルメ
深圳・香港の美味しい腸粉
深圳のスイーツなら百草堂
ドリアンピザ(ラシーザー)
激辛好きなら重慶火鍋
徳記焼臘店の美味しい焼鵝飯
香港から深圳への移動
香港から深圳への移動
広深港高鉄で香港から広州へ
広深港高鉄(香港新幹線)乗車記
香港空港から深圳への最速ルート(深圳湾口岸)
香港空港から深圳・広州へ
(上水・羅湖ルート)
香港空港から深圳へフェリー
香港から深圳蛇口へフェリー
深圳航空直行便で
東京や大阪から深圳空港へ
広州のグルメ
広州酒家
(広州随一の名店)
広州蓮香楼
<広州の飲茶>
広州酒家で飲茶
広州酒家での
飲茶最新情報
広州蓮香楼
沙面・西関甹の飲茶
広州の泮渓酒家
陶陶居(飲茶の老舗)
<その他>
広州の人気ラーメン宝華麺店
広東省グルメの旅
(潮州・順徳・中山・東莞・江門)
潮州


潮州古城と潮州打冷(潮州)
潮州飲茶と龍湖古塞の单樅茶(潮州)
順徳


本場の順徳料理と
順徳点心
順徳鳳城酒家で飲茶
一家人でガチョウのロースト
順徳堅記酒家で早茶
東城南記酒楼で早茶と順徳料理
中山

中山の老舗茶楼、豊圓軒で伝統的な飲茶
東莞

東莞のガチョウのローストも侮れない
江門

新鮮な台山牡蠣を
炭焼きで
肇慶

七星岩、鼎湖山と素朴な広東料理