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アジア写真帳（ベトナム）−ハノイの街を歩く

アジア写真帳（ベトナム）

ベトナムの首都、ハノイ。 　ハノイの見所というと、私は旧市街のようないかにもベトナムらしい街並みが好きなのですが、ホーチミン廟やホーチミン博物館といったいかにも政治的なスポットもあれば、ハノイ大教会や市劇場といったフランスの香りが漂う建築物もあります。 　上の写真は、市劇場。フランス統治時代である１９１１年にパリのオペラ座を模して建築された劇場です。夕方には写真の通りライトアップされ、さらに美しさを増します。市劇場の周辺には、ソフィテル・メトロポールやヒルトンといった高級ホテルも建てられており、これらのホテルも風格ある植民地時代を彷彿とさせる建物です。

上の写真はハノイ大教会です。１８８４年に建てられた歴史ある建物で、概観は汚れて黒ずんでいるもののゴシック様式の見事な教会です。 　ハノイ大教会付近には洒落たブティックも多いので、大教会に行ったらこれらの店もぜひ覗いてみてください。

ハノイ大教会があるリー・クォック・スー通りにある李国師寺です。李国師をベトナム語で読むと「リー・クォック・スー」なのだと思います。仏教寺院ですが、ベトナムらしい門の色や形が印象的です。ハノイ大教会の敷地にも、もともとは仏教寺院が建てられていたと聞きます。

ホアンキエム湖のそばに建つビル。ケンタッキーをはじめ各種レストランやカフェが入居しています。この建物のすぐ北から旧市街が連なっていますが、逆にモダンなブティックが多いのもこの周辺の特徴です。

ホアンキエム湖の北に位置する通りです。湖の辺りには瀟洒でカラフルな建物が多く、ベトナムらしい異国情緒が味わえます。

ハノイ空港から街に出てくる通り沿いで見た住宅。立派な建物です。建物の様式に、ヨーロッパ風の雰囲気が漂うのがベトナム流ですね。

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