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アジア写真帳(ベトナム): マジェスティックホテルとサイゴン川


アジア写真帳(ベトナム)


 上の写真はホーチミンシティのマジェスティックホテルです。ベトナム、ホーチミンシティの目抜き通りであるドンコイ通りがサイゴン川にぶつかるところに建てられている歴史ある建物です。1925年のオープンですから、同じくドンコイ通りに建つコンチネンタルホテルよりは歴史が浅いものの、老舗のホテルです。ご覧の通り、コロニアル風の由緒正しき建物です。


 遠目だと分かりづらいのですが、よくよく建物の壁面を見ると、装飾も美しいですし、また、バルコニーがあってコロニアルな雰囲気を出しています。サイゴン川に面しているということで立地条件が良いことから、値段もコンチネンタルホテルより高めです。私としては、建物の雰囲気やスタッフのホスピタリティなどを考えると、同じコロニアルホテルに宿泊するのであればコンチネンタルホテルを選択しますが、窓からサイゴン川が見えるという風景に興味のある方には、このマジェスティックホテルがおすすめです。




 コンチネンタルホテルからサイゴン川に出てみました。
 川辺は整備された公園となっていて、芝が植えられ爽やかです。ただ、昼間は陽を遮るものがなくて暑いので、朝とか夕方とかを選んで散歩されることをおすすめします。


 サイゴン川の反対側はまだまだ未開発なエリアです。
 この風景を見ていたら、1990年前半の頃の上海の外灘(バンド)から見る浦東の風景を思い出してしまいました。当時、バンドから見えた浦東は、ちょうど上の写真のように殆ど何もない荒地だったわけですが、ケ小平さんの号令で、その後浦東開発がすすめられ、今では超高層ビルが林立する風景に変わってしまいました。


 ホーチミンシティの場合は、サイゴン川対岸の再開発計画などないので、そんなに劇的には変わらないでしょうが、こののどかな雰囲気は時代とともに開発が進み、少しずつ変化していってしまうに違いありません。
 サイゴン川に浮いているのは蓮です。蓮はベトナムの国花です。サイゴン川に蓮の花が開くのはいつ頃なのでしょうか。


 さて、またマジェスティックホテルから、ドンコイ通りを市民劇場の方へと歩いていきましょう。


 ドンコイ通りは、みやげ物店やブティックなどが並ぶホーチミンシティ随一のショッピング・ストリートです。ドンコイ通りでは、ベトナム国花の蓮をイメージした装飾がされています。
 ドンコイ通りやドンコイ通りに交差する通り沿いには、ベトナム雑貨や服飾品などのショップやカフェ・レストランなどが並んでいます。ホーチミンシティで観光客がショッピングを楽しむエリアということであれば、このドンコイ通り周辺か、パスター通り周辺、それとベンタイン市場でしょうか。昼間のホーチミンシティは暑いですが、店はかなり集積していますので、日陰を選びながらエアコンの効いたショップを回れば、昼間もショッピングを楽しめます。


 ドンコイ通りと交差する路地の風景です。
 シクロが走っていますが、かつてのホーチミンシティに比べると、メータータクシーやバイク・タクシーが増えてきて、シクロは随分と数が減ったという印象です。シクロが走る風景というのが、私のベトナムの原風景の一つなのですが、シクロが減ってきていることは少し寂しい思いです。


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アジア写真帳(ベトナム) 目次

ホーチミンシティ ハノイ
中心部を歩く

ホーチミン市
人民委員会周辺


サイゴン大教会と
郵便局周辺


市民劇場周辺

コンチネンタルホテル

マジェスティックホテルと
サイゴン川周辺


旧市場とパスター通り


ベンタインマーケット

ベンタイン市場

朝のベンタイン市場


安全な旅行のために

ベトナムでの道路横断術
チョロンを歩く

チョロンを歩く

チョロン・バスターミナルと
路上市場


ビンタイ市場とその周辺

庶民の台所、サータイ市場

ティエンハウ寺
(天后廟)


チャタム教会



メコン川ツアー
カイベー水上マーケット


シンツーリストの
メコン川ツアー


カイベーの水上マーケット

ライスペーパー工場等の見学
旧市街を歩く

ハノイの旧市街

ハノイの街を歩く

ドンスアン市場

B級グルメの旅
【ベトナムB級グルメ図鑑】


ベトナムの屋台が集合
ニャハンゴン


バインミーもヌードルも
ニューラン


フランスとアジアの香り
私の好物、バインミー


飲茶なら香港の名店、満福楼

スイーツのファニー

プリンで有名なキムタイン

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