中国茶はダイエットと健康増進に効果的です。しかし中国茶のダイエット効果には誤解も数多くあります。中国茶のダイエット効果を正しく理解しましょう。

中国茶でダイエット、そして健康

このページでは、インターネットで入手した中国語サイトから、「中国茶とダイエット」「中国茶と健康」に関する記事を和訳し、紹介しています。私は医学の専門家ではありませんので、中国語サイトで紹介されている効能が正しいか否かを判断するすべはありません。ですから、あくまでも参考としてご覧ください。
（当サイトは掲載内容の真偽について責任を追う立場には一切ありません。）
なお、お茶ダイエットの基本知識についてはこちらのページにまとめていますのでご覧ください。

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中国茶のダイエット効果　四つの誤解（出典：中国茶葉網）

　ある学生がレストランでの飲み物に関するアンケート調査を作ったところ、意外にも飲み物の中にお茶を含めていませんでした。彼女が言うには、そもそもお茶は飲み物なのですか。

　レストランのテーブルに着くや否や、ウェイターやウェイトレスが「飲み物は何にされますか」と慇懃に質問してきます。ここで言う飲み物とはただ甘い液体を意味しているだけで、お茶などは含まれていません。
　最も不可思議なことは、わずか１０数年の間に、人々が暗黙のうちに次のような認識を持つようになったことです。すなわち、未成年の子供が飲むことのできるのは甘い飲み物で、本当に少しの人だけが子供にお茶を飲ませています。何故私たちの家長はコーラなど健康にとって無益な飲み物を自ら進んで選択するのでしょうか、また、昔から飲んできた無害な飲み物であるお茶を選択しないのでしょうか。
　ひょっとすると、子供が成人してぶよぶよの脂肪を背負い込み、毎日ダイエットのために苦しむようになって初めてお茶の良いところを思い出すのかも知れません。

　２０数年来、無数の研究がお茶とお茶の抽出物のダイエット効果について証明しています。ある研究は、毎日８ｇの烏龍茶を飲むと、肥満している人の半数が体重を減らせることを発見しました。また、ある研究では、毎日二杯の濃い烏龍茶を飲むと、三ヵ月後に肥満男性の体重、ウエストと脂肪率が下がることを証明しました。さらに深堀りした研究では、緑茶と紅茶の抽出物に含まれるある有効成分が食物脂肪の吸収を減少させ、脂肪酸の酸化分解を促進し、脂肪合成酵素の活性化を抑制することができることを発見しています。これらの効果はカフェインでは完全に代替することのできないものです。
　当然、お茶の良い点はダイエットだけに限られません。お茶は人体の水分補給を助け、汚染から守り、放射能の影響を減らし、血液脂肪を下げ、骨を強化し、酸化を防止する等々の良い影響をもたらします。

　良いことばかり話してきましたが、誤解についても話をしなければなりません。では、お茶のダイエット効果に関する誤解について話しておきましょう。

誤解その１：茶葉が高価であればあるほどダイエット効果がある
　茶葉のダイエット有効成分が茶ポリフェノール類やその中のカフェインと茶フェノールである以上、そのような物質を多く含む茶葉を選択しなければならないのですが、そうした要素と価格とは無関係です。

誤解その２：薄いお茶はダイエットの効果がある
　いかなる物質も十分な量があって初めて健康への効果を発揮します。効果のあるダイエット方についての研究の中で、毎日の茶ポリフェノール量は９０～６９０ｍｇの間とされています。たった三杯の薄いお茶を飲んでもダイエット作用は起きません。

誤解その３：お茶を飲めば短期間でダイエット効果が得られる
　お茶は体重コントロールに対する長期的な効果を必ずしも持っていません。一旦お茶を飲むのをやめると体重は簡単にリバウンドしてしまいます。

誤解その４：夜に大量のお茶を飲むと睡眠を減らすことによりダイエット効果がある
　カフェインに敏感な人に関して言えば、濃いお茶を飲むことが睡眠に影響するかもしれません。それ故、早朝や午前にお茶を飲んだほうが良いのです。もし夕方の５時以降にお茶を飲むと、晩に眠れなくなる可能性があり、睡眠が減少したからといって別にダイエット効果を改善できるものではなく、それどころか血糖値を上昇させ食欲を促進するホルモンの水準を高めますから割に合わないのです。

　当然、ダイエットをする必要がないのなら、特に子供の場合、カフェインの量をコントロールしたほうが良いでしょう。薄いお茶を飲むというおすすめは、多くの人にとって、やはり健康に有益な考え方なのです。

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