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アジア写真帳(タイ)−ワット・アルン(暁の寺)

アジア写真帳(タイ)


 ワット・アルンは、日本では三島由紀夫の小説、「暁の寺」で有名なスポットです。
   
 バンコクで一番好きなお寺を聞かれたら、私は迷わず、ワット・アルンをあげます。チャオプラヤ川を隔てて見た優雅なフォルムも好きですし、間近に見たときの美しい壁面装飾も魅力です。バンコクを観光するなら、ワット・アルンは欠かせません。


 ワット・アルンは、ワット・ポーとはチャオプラヤ川を隔てた向かいに建っています。
 通常は、チャオプラヤ・エクスプレスという船に乗ってターティエン駅まで行き、そこから渡し船に乗って対岸に渡ります。
上の写真はチャオプラヤ・エクスプレスのターティエン駅です。


 ターティエン駅からは渡し舟(チャオプラヤ川の対岸を結ぶ舟)に乗り換えて、川の反対側へと亘ります。ターティエン駅から見るワット・アルンは見事ですが、渡し舟に乗ると、ワット・アルンに近づくにつれ、その美しい姿が近づき、装飾の一つひとつが次第に見えてきます。


 渡し舟を降りて、ワット・アルンの入口付近から見たワット・アルンです。遠くからだとただグレーの寺院のように見えるワット・アルンも、近くで見ると建物全体に美しい装飾が施されていることが分かります。ワット・アルンの象徴であるこの大きな仏塔は高さが75メートルもあります。


  この大きな仏塔のまわりを通路が囲んでいます。通路を歩きながら、ワット・アルンの装飾を楽しみましょう。この仏塔の装飾の美しさも、ワット・アルンの魅力の一つです。
 少しアップして装飾を見てみましょう


 半獣半人像をアップしてみました。半獣半人が片膝をついて仏塔を支えています。半獣半人像は一つひとつ(一人ひとり)の顔が違っています。また、衣装の色やデザインも様々で、それらが石がガラス細工で装飾されていることに気が付きます。


  花柄の装飾は陶器を張りつけたものです。花柄のように見えていたのは、このように陶器を張り付けたものです。陶器をそのまま張りつけたものもある一方で、破片を張りつけた部分もあります。
 半獣半人像を含め、装飾に大変手がかかっていることが分かります。




 視線を上に向ければ、視野いっぱいにワット・アルンの建物の装飾が広がります。建物全体に、うえで見たような精巧な細工がされているのですね。大変見事です。
 上の方へ登る階段が見えますので、そちらに行ってみましょう。


  ワット・アルンの大きな仏塔は高さ75メートルあります。
 この塔は上の方まで登ることができます。かなり急勾配ですので手すりにつかまりながら登ります。下りてくるときの方が階段を踏み外しやすいので注意しましょう。


 ワット・アルンの仏塔の上から見るチャオプラヤ川です。絶景と言うほどの風景ではないですが、この風景は素朴で、バンコクらしくて好きです。


 むしろ、チャオプラヤ川と反対側を見ると、寺院が広がっていて、こちらはバンコクのお寺らしい彩りで綺麗ですね。


 一番上の方の通路には青いシートがかけてあって、ここには沢山の文字が書かれています。タイ語で書かれているので内容は分からないのですが、今書いているお姐さんの姿を見ていると、何か願い事なんでしょうか。日本で言うと絵馬みたいなものなのですかね。
 以前はこんな青いシートはなかったのですが、……。


 一番高い仏塔から隣の仏塔にある騎兵の像を見たところです。この塔のかなり上の方に、四方に向けて騎兵の像が安置されています。


 また、仏塔を下まで降りてきました。騎兵の像が収められている仏塔が正面に見えます。このワット・アルンは金色のワット・プラ・ケオのような派手さはないですが、繊細な細工が随所に見られていて、日本人の心にはしっくりと来るものがあります。 


  仏塔の角の部分ではきちんと半獣半人がバランスよく支えています。なかなかよく出来ていると感心してしまいます。半獣半人像の下にも美しい彫刻があります。


 半獣半人像の下の部分には半鳥半人が描かれていました。ワット・アルンの仏塔の最も下の部分です。目立たないですけれど、なかなかやさしさと微笑みにあふれた素晴らしい顔つきをしています


  ワット・アルンのそばにあった銅像。確かラマ三世像だったと記憶しています。ちょんまげがあれば、日本の侍のようにも見えます。
 ワット・アルンは、その優美な姿を間近に見るのであれば昼間に行くしかないのですが、朝焼けや夕焼けの頃赤く染まったワット・アルンもぜひ見て欲しいものです。朝はなかなかタイミングが難しいので、私は夕方をおすすめします。夕陽に赤く染まるワット・アルンのフォルムは、バンコクの旅の良い思い出になるはずです。




 さて、ワット・アルン観光後、渡し舟でターティエンまで戻ったところ、まだ、チャオプラヤ・エクスプレスの到着には時間がありそうだったので、ターティエンの駅前をぶらついてみました。
 ワット・プラ・ケオや王宮への下車駅であるターチャンの駅前と同様に、ここターティエン駅前も食べ物屋さんでいっぱいです。写真は果物屋さん。奥に食堂のテーブルが見えますが、総菜屋さんやクイッティオ(タイのラーメン)の専門店などがひしめき合っています。


 チェンマイ風のソーセージ、ネームを売る店です。もともとソーセージが好きな私としては、見逃せない食べ物です。


 どうですか、おいしそうに見えますか。テーブルの上に唐辛子も見えますね。
 この店のソーセージは香辛料が良く効いていて、いかにもタイらしいソーセージでした。


 ターチャン駅の中にも食堂がありますが、私は外の屋台の方が好きですね。
 いずれにしても、こうした食堂でちょっと腹ごしらえなどもすれば、バンコクへの旅はより思い出深いものになるはずです。



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