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MKレストランでタイスキ|アジアグルメ図鑑(バンコク)

MKレストランでタイスキ−アジアグルメ図鑑(バンコク)

バンコクで手軽にタイスキを食べるならMK

バンコクのタイスキ

 タイスキ。日本のスキヤキとは似ても似つかないのですが、何故かタイスキといいます。むしろ、スキヤキではなくうどんすきにヒントを得たのがタイスキなのでしょう。うどんすきが原型なら、よく分かります。
 バンコクでタイスキの店というと、観光客に有名なのはコカ・レストランです。と、このホームページに書いたのが1997年。それから15年以上たった今、バンコクでタイスキというとすっかりMKがマーケットを握ってしまいました。
 もともとコカ・レストランは日本にも支店が出ていますし、シンガポールなどアジアのいくつかの都市にも店を出しています。1997年の頃は、コカ・レストランが旅行者向けだとすれば、タイ人に評判が良かったタイスキ屋はここ、MK(エムケイ)レストランでした。それから、十数年経ち、MK(エムケイ)レストランは、バンコクには何店舗あるのかもう分からないくらい店舗が増えてしまいました。他の主要都市でも同じ状況です。ですから、今やバンコクに来た観光客にとっても、身近に食べられるタイスキはMK(エムケイ)レストランなのです。

タイスキ、MKレストランの店内

 上はMKレストランの店内です。 日本のファミリーレストランのようなテーブル配置です。この日は朝の11時前に来たので、まだガラガラです。

タイスキのセット

 テーブルの上には、タイスキのセットがスタンバイしていて、お客さんが来ればすぐにタイスキが食べられるようにセットされています。 
 タイスキの器や道具が中国的なのは、やはりタイスキの由来に関係あるのではないでしょうか。そうなんです。中国の火鍋というやつにタイスキは似ていると思うんです。思うに、料理としては中国から入ってきたのですが、名前をつけるときに日本のうどんすきから「すき」の字を持ってきたというのが、タイスキの名前の由来なのではないかと私は勝手に考えています。



オーダーは簡単です。日本語も書いてあります。

バンコク、MKレストランのメニュー

 MKレストランでテーブルに着いたら、メニューで具を探します。何ページにもわたってタイスキの具がありますので、店員が注文を取りに来る前に大体の目星をつけておきましょう。 

MKレストランのメニューには日本語表記もある

 メニューにはしかも日本語表記もあります。 タイ語のできない観光客にとっては嬉しい限りです。これなら、日本人も安心して注文できますね。


 テーブルの上にはかわいらしい紙が置かれていて、このMKレストランがファミリー層をターゲットにしていることがよく分かります。お子さんを連れてのタイ旅行、バンコク旅行の際には、MKレストランに連れてきてあげると、雰囲気も日本のファミレスみたいだし、店内は清潔だし、子供も喜んでくれると思います。 

バンコクのタイスキの具

 はい。ここで、注文した具が運ばれてきました。今日は一人で来たので、上の11皿とこの後運ばれてきた白菜が、私のタイスキの具です。とにかく具の種類が多いですから、3・4人で来ると結構豪華でバラエティに富んだタイスキが楽しめます。 

タイスキのたれ

 具を鍋に入れて待っている間にたれを作ります。
 左下のたれを茶碗に入れ、お好みで唐辛子やニンニクを適量入れておきます。MKレストランのたれ自体は甘みが強いと私は思います。日本人で辛いものが苦手な人は唐辛子は全く入れないか少量入れるかぐらいにしましょう。私のように辛いもの大好きな人は、唐辛子を追加しましょう。唐辛子を指差しながら「one more(ワンモア)」とか言えば店員が持ってきてくれます。

タイスキでパクチーを追加

 また、パクチーはもともと少しだけ入っていますが、もっと食べたい人は「パクチー」と言えば、無料で持ってきてくれます。 もちろん、出汁も無料で追加できます。



いよいよタイスキを食べ始めます 

MKレストランのタイスキ

 上の写真のようにタイスキで出来上がってきました。
 タイの旅行期間中、私は基本的にタイ料理しか食べません。毎日毎日、辛いものばかり食べてしまうものですから、たまにタイスキなどを食べると、正直ほっとします。でも、結局、唐辛子をたれにガンガン入れてしまうので、食べ終わる頃には辛いタイスキになってしまうことが多いのは反省すべき点です。

MKレストランの店員は親切

 上の写真は何年か前に数人で来た時のものです。
 お店の店員に作ってもらうこともありますという話です。ここMKレストランの店員の多くは、お客様を大切にしていますから、皆さん親切です。とは言え、普通は鍋に具を入れてくれることはないのですが、と言うか、必ず鍋奉行みたいな人が仕切って自分たちで作るのですが、たまたま上の写真を撮った日は私を含めて横着な男ばかりだったものですから、お願いしてみたのです。 

MKレストランのタイスキ

 また、直近、一人で来た時の写真に戻ります。私は現在ダイエット中なので、海鮮と野菜だけのタイスキです。肉がないと見た目に少しさびしいのですけれども、海鮮だけのタイスキも美味しいのです。
 結構おいしいし、材料もいろいろな種類を入れていて変化に富んでいるので、次から次へとおかわりしてしまいます。 

タイスキのたれに唐辛子を追加

 三杯目になりました。お豆腐だってそれなりに美味しいのです。
 今見ると、この頃から唐辛子の量が増えてきてしまっていることが分かります。 食べているうちに、唐辛子の量が増えるという、いつも同じパターンです。たれ自体が甘いからかなあと私は思います。

タイスキに春雨は欠かせません

 春雨も美味しいですから必ず注文しています。タイの春雨は美味しいのです。タイスキで春雨を食べる場合には春雨をネットに入れて、ネットごと鍋に沈めます。でないと、春雨が拡散して食べづらくなってしまいます。
 上の写真ではネットが上手に撮れていなくて分かりづらいですね。  

    
MKレストランの点心

 さて、MKレストランでは、お客さんが多い時間になると、シウマイなどの点心がワゴンで回ってきます。点心を載せたワゴンが回るという仕掛けは、香港みたいで楽しいです。点心の味はそこそこです。まあ、いいじゃないですか。MKレストランにはタイスキを食いに来たのですから。

MKレストランのアイスクリーム

 締めに、デザートも食べることができます。アイスクリームも、タロイモのアイスクリームなど、日本ではちょっと食べられないものもありますから、タイスキでお腹がいっぱいになった後でも、デザートは別腹という人にはおすすめです。



MKレストランでは摂取カロリーが表示されます

 そして嬉しいのは、精算が終わった時に出てくる栄養摂取量シートです。この日は一人で来て、私の総摂取量は695.5キロカロリーであることが分かります。ドリンクも含んだ摂取量だと思います。この日は朝昼兼用の食事でしたので、減量中の私としては800キロカロリー程度には押さえたいと思っていましたが、肉を食べなかったことが奏功したのか、目標値をかなり下回りました。複数人で行っても、良く食べる人とあまり食べない人がいるので自分の摂取量は正確には分かりませんが、ある程度の見当はつくはずです。
 こういうカロリーシートは健康志向の人には喜ばれるでしょうね。日本のファミレスなんかでも始めればよいのになどと私は思いますが、一方で日本のファミレスで提供している料理はカロリーの高い料理が多いので、逆効果になってしまうのでしょうね。
 タイスキがいかに健康的な料理であるかをアピールしているMKレストランの心憎いサービスです。


 バンコクに旅行した際には、例えば3泊4日であれば3回ずつ昼食と夕食を食べられます。タイ料理を食べ慣れていたり、タイ料理が大好きな方ですと、これを毎食タイ料理にしても全然苦にならないと思うのですが、一般の日本人はたまにはタイ料理以外の食事をしたくなってしまうようです。
 そんな時にタイスキを食べていただくと、タイ料理ではあるものの日本人にとっては食べやすい食事ですし、食事に変化が出ると思うのです。日本料理や中華料理などはタイ・バンコクに来なくても美味しい料理はいつでも食べられます。しかし、タイに来たら、バンコクに来たら、やはり本場のタイ料理を食べ続けてほしいとタイ料理ファンの私は思うのです。
 タイスキのMKレストランは、バンコクのあちこちに店舗を構えています。海外旅行で来ただけの人でもバンコクの街を歩けばで店舗を簡単に見つけることができます。普通のタイ料理にちょっと飽きてしまったら、一度MKレストランで本場のタイスキを楽しんでください。


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 私が愛用しているバンコクのガイドブックはこれ、「歩くバンコク」です。新しいビルが次々に建設されているバンコクの街歩きをするには、最新の地図代わりになるガイドブックが欲しいものです。
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