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         アジアグルメ図鑑(パタヤ) 

マッサマン・チキンカレーのデンダム−アジアグルメ図鑑(パタヤ)

 パタヤでおすすめの惣菜食堂、デンダム


 パタヤには沢山のレストラン、食堂と屋台があります。どこで食べようかといつも迷ってしまいます。パタヤにはロシア人とか中国人とかが多いし、ヨーロッパの人も少なくありません。彼らのような観光客が行くエリアでは、彼ら向けの味付けをした店が多くなるのはやむを得ないことです。
 私の旅の目的の一つは現地のグルメです。そんな目的に照らした時、私が求める食堂は現地の人たちが集まる現地の人向けの味付けの食堂です。そんな食堂がカレーなどの惣菜を選んだ食べる食堂、デンダムなのです。


 場所はセントラルパタヤロードをセカンドロードから歩いて、サードロード手前の左側です。レンキーを超えて暫く行ったところです。セカンドロードとセントラルパタヤロードの交差点から歩いて5分ちょっとの距離です。
 私の定宿はジョムティエンなので、ソンテウでセカンドロードとセントラルパタヤロードの交差点まで来て、そこから歩きます。帰りはデンダムの向かいでソンテウを拾います。ここのソンテウの多くはサウスパタヤまで行ってくれます。サウスパタヤでジョムティエン行きに乗り換えるわけです。


 セカンドロードとセントラルパタヤロードの交差点から歩いて来た場合、あるいはソンテウに乗ってきた場合でも、デンダムの目印は上の写真のラーメン丼みたいな看板です。これが道路に突き出ていますから、歩いてきた場合でも遠くから見えやすくなっています。

 
 セントラルパタヤロードの反対側からデンダムを撮りました。目印のラーメン丼みたいな看板が見えますね。それから、ファミリーマートの隣にあるというのも一つの目印になります。



パタヤの惣菜食堂、デンダム
 
 そして、ラーメン丼の看板の建物の一階がデンダムで、上の写真のように、大勢のタイ人がご飯を食べている様子が見えます。右側におかず(惣菜)が並ぶカウンターがありますから、まずそのカウンターに行って食べたいおかずを指さすだけです。
タイの惣菜食堂(パタヤ)

 さて、デンダムは上の写真のような惣菜食堂です。店が用意しているカレーなどの惣菜を選んで食べる店です。こういう店ではタイ語が話せないと注文できないなんて考える人はもう少ないとは思いますが、私もタイ語は単語を20も知りません。それでも一向に支障なく食事ができるのです。指差し注文して食事して、食べ終わったら英語で値段を聞けば、そのくらいの英語は答えてくれるのです。日本では英語で値段を答えてくれない(答えることができない?)レストランが少なくないなかで、タイは違うのです。日本人よりも実践的な英語が身についているのです。


 店に入ったら、明るく「サワディーカップ」とか言いながら挨拶をします。挨拶して入ってくるお客さんに対して、タイのお店の人は親切です。この第一声がその後の店員の心遣いに大きく影響します。
 ショーケースの中をのぞいて、自分が食べたい惣菜を探します。この日は名物のマッサマン・カレーを探していますので、この辺りは無関係のようです。


 この辺りはカレー類の惣菜もありますから、じっくり見てみましょう。きっとどこかにあるでしょう。手前の方には野菜炒めや煮ものがあって、カレーもありますね。奥の方に目をやれば、イエローカレー、レッドカレー、グリーンカレーと並んでいます。一番奥がマッサマンカレーでしょうか。



マッサマン・カレーはおすすめ

マッサマンカレー(タイ・パタヤ)

 一番奥の料理です。右がグリーンカレー、正面がマッサマンカレーです。「これ、マッサマン・チキンカレーですか」と店員に英語で質問したところ、優しい店員が「Yes」と言いながらチキンをすくいあげてくれます。店に入った時の明るい第一声が効果を出しています。

マッサマンチキン(タイ・パタヤ)

 近づいてじっくり見ると、なるほどかなり美味しそうじゃないですか。「じゃ、これね」「いくつですか」「一個でいいよ」「分かりました。他にはどうですか。」なんていう会話が英語で成り立ちます。つくづく思いますけど、この程度の英語が通じれば、食事するには全く支障がありません。最近、日本への外国人観光客が増加していますけど、日本のレストランではこうした英語の会話が成り立っているのでしょうか。日本の英語教育が誤った方向を向いていたことが確信できるのは、まさにこうした時です。

パタヤで食べたマッサマンカレー

 惣菜食堂でありながら、綺麗に盛り付けてくれますね。カレースープをもう少し多めにしてくれるともっと嬉しいのですがね。店員の人が「一つにする? 二つにする?」と質問してきましたが、確かにマッサマンチキンだけを注文するなら二本くらいはあった方がおかずになりそうです。後で紹介する通り、この日私はマッサマンカレー以外にももう一品注文していました。

おすすめ、マッサマン・チキンカレー

 上の写真はマッサマン・チキンを食べ進んでいるところです。
 マッサマンカレーはタイ中部で生まれたカレーで、マッサマンカレーとは「イスラム教のカレー」という意味です。アユタヤ時代に中東から来たペルシャ商人の影響を受けてできたカレーだと言われています。モスリムも食べられるようにチキンを入れるのが一般的です。CNN国際放送局が2011年の「世界で最も美味しい料理50選」の第一位に選んだことで、日本でもファンが増えてきました。他のタイカレーとはスパイスの使い方が異なっていて、他のタイカレーよりスパイシーさは不足しますが、コクが違います。日本人には比較的食べやすいカレーなのではないかと思います。
 タイの鶏肉については、私は日本の鶏肉よりも美味しく感じています。「世界で最も美味しい料理」にそんなおいしい鶏肉を使ったマッサマン・チキンが美味しくないはずがありません。リピーターになる味です。

 

 上の写真はある日のパタヤでの朝食です。朝からこんなに食べるのですかと、目を丸くされそうですが、このくらい軽いものです。
 このデンダムには粥や麺もありますので、実はそういった軽い朝食を食べようとしてデンダムに来たのですけれども、惣菜を見ているうちに引き寄せられるようにマッサマンチキンカレーを注文してしまったというのが実態です。

 
 この朝食時に選んだもう一品は野菜の味噌炒めみたいなものです。マッサマンカレーは辛くないので、どれか辛い料理ないですかと店員に質問したところ、すすめてもらったのがこの料理でした。確かにスパイシーで私好みの味です。また、料理のバランスという点でも、良い選択でした。
 この日の朝食、一式で130バーツでした。(2016年2月)安い、美味い、早い、三拍子そろったデンダムです。



グリーンカレーとレッドカレーの二種盛り

パタヤの惣菜食堂

 タイ料理というと刺激的なタイカレーを思い出す人は少なくありません。私も一人で食事することが多いので、ランチ時などにカレーを食べられる惣菜屋台を利用することは少なくありません。もちろん、パタヤにも多くの惣菜屋台があって、美味しそうな匂いを発散させてくれています。 
 こういった店で困るのは、あれもこれも食べたくなってしまうことです。そんな時は両方注文してみましょう。それぞれを一人前ずつ注文することもできますし、半人前ずつで二種類注文することもできます。

グリーンカレーとレッドカレーのあわせ盛り

 上の写真がデンダムで食べたグリーンカレーとレッドカレーの二種盛りです。このように二種類のカレーにすると、一種類で食べるよりリッチな気分になれるのは私だけでしょうか。カレーにこだわらず、別の料理だって組み合わせることができます。 


 デンダムのグリーンカレーです。具は野菜が中心です。タイカレーを辛い順に並べると、グリーン⇒レッド⇒イエローの順ですが、デンダムのグリーンカレーはそれほど刺激的な辛さではないので、日本人も食べやすいレベルだと思います。


 そして、この日おかずとして注文したのは上の料理です。揚げ豆腐にタイのスパイスをつけて食べるさっぱりした味ではあるものの、スパイスがかなり強烈な逸品です。

 

 料理名が分からないのが残念ですが、また注文したくなる癖になる味です。二種類のカレーを楽しみつつ、この惣菜をつつく。何とも贅沢な(?)昼食のお値段は120バーツ。(2016年2月)良心的な値段のデンダムは、一人飯、二人飯そして普段着の食事の際の強い味方です。一人飯の時はクーポン食堂を利用する人が少なくないと思いますが、地元の本場の味を楽しむなら、こうした惣菜食堂・惣菜屋台が私はおすすめです。

 


 最近のお気に入りはマッサマンカレーとグリーンカレー


 初めてデンダムに行かれる方のために、最近の私のお気に入りの組み合わせを紹介しましょう。上の写真にあるマッサマンカレーとグリーンカレーのあわせ盛りです。豪華でしょう? この組み合わせ、デンダムの看板商品であるマッサマンカレーとタイらしくスパイシーな味のグリーンカレーの組み合わせですから、タイカレー好きな方は絶対気に入ってもらえます。


 マッサマンカレーとグリーンカレーは注文カウンターで並んでいますから、間違えることはないと思います。いうまでもなく、左がマッサマンカレーで右がグリーンカレーです。


 グリーンカレーは豚肉と野菜のグリーンカレーです。ここのグリーンカレーは普通に美味しいです。グリーンカレーだけですと、 安上がりだけどちょっとわびしいからマッサマンカレーとのあわせ盛りにするのです。


 看板商品のマッサマンカレーは辛さを押さえてありますから、グリーンカレーとの組み合わせとしては良いと思います。100バーツで二種類の美味しいカレーを堪能できるなんて、なんと贅沢なのでしょうか。

 

 この美味しいマッサマンカレー、いつ食べても、何回食べても、今のところ飽きることはありません。サウスパタヤのカオマンガイ屋台と並んで、私がパタヤに来ると必ず食べるB級グルメです。

 


 スパイシーな料理が苦手な人でも大丈夫

惣菜屋のデンダム、辛い料理苦手な人用(パタヤ)
 
 そして助かるのは、ここデンダムに連れて来れば、スパイシーな料理をどんなに苦手にしている人でもそれなりに満足してくれるということです。上の写真は、スパイシーなタイ料理は全く受け付けない人とパタヤに来た時に、その人用に私が選んであげた組み合わせです。とにかくその人は、家で食べるカレーはバーモントカレー甘口ですし、ココイチに行っても辛さなしのカレーかハヤシライスを食べる人です。
 そんな人でも、ここのマッサマンカレーは美味しかったと絶賛してくれました。また、右側にある肉野菜炒めもナンプラー味で美味しかったと好評でした。パタヤの他のレストランではタイ料理は全く受け付けなかったのに、ここデンダムだけは大丈夫だったのです。

惣菜屋のデンダム、辛い料理大好き人間用(パタヤ)
 
 一方、私はいつもの通り、マッサマンカレーとグリーンカレー、それに、もう一品、スパイシーな肉野菜の炒め物を追加です。私も満足です。デンダムのような惣菜屋さんでは、このように自分に合う料理を選んで食べることができるから、食事の好みが違っていても、みんなが満足できます。
 また、デンダムでは麺類もありますから、もっと軽い料理が良いという人と一緒の時でも何とかなります。そんなわけでデンダムは美味しいだけでなく、大変使い勝手の良い食堂なのです。




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