順徳の名店、一家人でガチョウのロースト
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順徳について
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順徳・大良老街 |
順徳菜として知られる順徳の街。今は広東省佛山市順徳区という地名になっています。高鉄の広州南駅から地下鉄で20分くらいから順徳区に入りますが、順徳区の中心である大良地区へはそこからさらに20分ほど地下鉄に乗ります。写真は旧市街ですが、中華民国時代の建物が500mくらいにわたって広がっていて、タイムスリップしたような気分になります。
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順徳・逢簡水郷 |
順徳は広東料理の源流の一つとされる順徳菜(順徳料理)の発祥地です。写真は順徳の逢簡水郷です。順徳料理はこうした河川の魚、海に近いですから豊富な海産物、そして酪農も盛んな地域ですので牛乳やヨーグルトなど、恵まれた素材を生かした料理として知られています。
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 順徳・清晖園 |
順徳大良地区にある清代の名園、清晖園です。もともとここは個人の邸宅に設けられたプライベート庭園です。この中国らしい庭園を歩いていると、心が大変落ち着くのですが、そこに200年近く昔のこの庭園に住んでいた家庭での、ある日の夕食の献立が展示されています。
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順徳・清晖園 |
「清晖家宴」と書いてあるように、この一角がそのある日の献立です。そこに並ぶメニューはまさに現在も広東料理レストランのテーブルに並んでいる献立と変わらないものです。
順徳料理は広東料理の源流の一つ。まさにこの言葉を裏付ける展示だと思います。
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ガチョウのローストの名店、一家人
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ガチョウのローストが美味しい店、順徳・一家人 |
そんな順徳の街には、今も美味しい順徳料理(広東料理)を食べさせてくれる店はたくさんあります。そして、美味しいお店はたくさんあります。このページで主として紹介するのは、その中からガチョウのローストに焦点を当てて、ローストの名店、一家人です。
上の写真の上にある一家人の文字が遠くからも見えますので目印になると思います。
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ガチョウのローストが美味しい店、順徳・一家人 |
この入り口をくぐって店の中に入っていきます。
この一家人という店は、地下鉄で言うと、佛山地下鉄3号線荔村駅から徒歩20分くらいの順徳でも郊外エリアに位置しています。タクシーやネット予約車で行った方が良いと思います。私はこの店に何回も行っていますが、たいていはネット予約車です。地下鉄駅からは殺風景な風景があるだけで、あまり面白くない地域です。
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美味しいガチョウのロースト店、順徳・一家人 |
そのような郊外に立地していますので敷地は広いですし、レストランも広いです。地元ではかなり有名な店のようで、順徳に来る中国人観光客もネットやSNSでの評判をもとに殺到する人気店ですので、夕食時などは6時前までに入らないとかなり待たされることになると思います。
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 美味しいガチョウのロースト(順徳・一家人) |
店内の様子です。これで全体の4分の1くらいが写っていると思います。午後6時前くらいの様子ですが、ほぼ満員です。因みに、お客さんはごく一部の人を除いて、すべて中国人です。一部に香港人の人もいるかも知れません。
当然ですが、英語などは片言さえも通じないと思った方が良いです。言葉の苦手な方は翻訳ソフトを使ってください。これは順徳のレストランではどこも同様です。
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美味しいガチョウのロースト(順徳・一家人) |
店内にぶら下がっているガチョウのロースト。ガラス星の写真ですが、ガラスが汚れていてあまり美味しそうに見えませんね。
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順徳・一家人のメニュー |
テーブルに案内され、一家人のメニューを見ます。正確に言うと、どこでも空いている席に座ってくださいと言われて、いつも座っています。
左上の招牌特色と書いた部分を見てください。ここが看板料理が記載されている部分です。ここの(3)が焼鵝、すなわちガチョウのローストです。これを私は必ず注文しています。
私はいつも一人飯なので、ガチョウのローストにもう一品軽い料理を注文しています。二人客の注文を見ていると。やはりガチョウのローストを一つと、もう1-2品です。というのも、ガチョウのローストは一人で食べるにはちょっと多すぎる量だからです。
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一家人のガチョウのローストセット |
さて、注文して20-30分くらいでガチョウのローストセットがテーブルに運ばれてきます。最初見た時は、その焼き色やツヤ、そして香り、ボリューム感にびっくりしました。一人前だと思って注文したのですが、これは一人分としては多いです。香港や深圳のロースト店で食べる焼鵝飯の2-3倍の肉が盛られています。
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 ガチョウのロースト(順徳・一家人) |
焼き色やツヤはこの写真でよく分かると思います。
ガチョウのローストの美味しさは、何と言っても皮の部分です。噛んだ瞬間にジューと肉汁が口の中に広がり、噛めば噛むほど肉汁が出てきます。上の写真の左の方に見える足の部分なども、まさに骨と皮しかないような部分もガチョウのローストのファンとしては美味しそうでよだれが垂れそうになるのです。
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ガチョウのロースト(順徳・一家人) |
この辺りも皮が良い色に焼けていて、皮に張り付いた肉ごと口に放り込めば絶対に美味しいのです。そして、この店のタレです。このたれが濃厚で、ガチョウの味を引き立てるのです。
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順徳・一家人、ガチョウのロースト |
実に食べても食べてもなくならない。すごいボリュームです。ガチョウのローストは結構油っぽいですから、一人だとちょっと多すぎる感じですね。二人で食べると、これにもう一品何か注文すればちょうど良いボリューム感だと思います。
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一家人のおかずもいろいろ
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 順徳・一家人、ガチョウのローストセット おかず |
このセットにはおかずが三品付いていますから、このおかずにも箸を伸ばしながら食べ進めば、確かに脂っこさを緩和できます。そういう意味で、セットについてくるのはさっぱりした味わいのおかずばかりです。
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 順徳・一家人、ガチョウのローストセット おかず |
これは腸粉の一種です。ゴマと醤油味でした。
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 順徳・一家人、ガチョウのローストセット おかず |
きゅうりの漬物とガチョウの腎臓だと思います。若干辛い味付けです。
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順徳・一家人、ガチョウのローストセット おかず |
これは大根の漬物です。
セットされるおかずは日によって変わりますが、もう少し他の料理も注文したい人は概ねこのようなおかずが付いてくるという前提で、メニューをご覧になったら良いと思います。
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順徳・一家人の顔値糕 |
これは、私の注文失敗作。顔値糕です。見栄えの良いケーキという意味なのですが、見た目は良いけどに近いニュアンスなのですが、見た目も悪くないし、食べると甘くて美味しいケーキです。
ではどこが失敗作なのかというと、ボリュームです。このガチョウのローストを食べて、しかもご飯に合うからご飯も沢山食べて、それにこの顔値糕はさすがに多かったです。先ほども書いたように、ここでは私はいつもお一人様ですからね。
実は初めて来たときに注文してしまったのですが、ガチョウがこんなに大きいとは思ってなかったのです。でも美味しいから。二つ食べて、残りはケースをもらってお持ち帰りしました。(これを打包と言います。)翌日のおやつになりました。
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順徳・一家人の上湯皮蛋煮桑芽 |
これは上湯皮蛋煮桑芽というスープです。評判が良いスープでしたので注文したところ、美味しかったです。このスープも2-3人用ですから、二人で来たなら、ガチョウのロースト、顔値糕と上湯皮蛋煮桑芽を注文したら満足度が高いと思います。
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順徳はガチョウのローストのレベルが高い
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 順徳・龍城喜宴のガチョウ・ロースト |
この美味しいガチョウのローストを知って以来、数回一家人に来ていますが、場所が辺鄙で、天気が悪い日などは行くのが億劫になります。そんな時はガチョウではなくて、普通の順徳料理レストランに行くのですが、試しに順徳大良にあるロースト店に来てみました。
東城酒店という有名な順徳料理レストランを経営しているホテルの女性スタッフに、近くに美味しいガチョウのロースト店がないか聞いてみたら、推薦してくれた店です。
籠のお盆に入れて出てきて、しかも三つのおかずが付いているところまで、一家人と同じですね。
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順徳・龍城喜宴のガチョウ・ロースト |
東城酒店の隣のビルの二階にある龍城喜宴という店です。
有名な順徳料理レストランを併設しているホテルのスタッフに聞いて、てっきりホテルのレストランを勧められると思っていたのですが、隣のビルの店を紹介されました。ホテルのレストランは早茶でよく使っているし、順徳料理レストランに一人で行っても料理は大皿ですから、殆ど無駄にしてしまうので、人で行きやすい店ということで紹介してもらったものです。
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 順徳・龍城喜宴のガチョウ・ロースト |
ここのガチョウのローストは、一家人に比べてしまうと、やはり焼け具合やタレの味、ボリューム、どれをとっても一家人には及ばないです。
ただ、香港や深圳で食べているガチョウに比べるとはるかに美味しいですし、ボリュームもたっぷりです。これはこれで満足できる味なのです。
順徳のガチョウのローストはレベルが違います。美味いです。
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